HIDA
HOTAKA EX Dining Table
初めて見るのになんだか懐かしさを感じる家具ってありますよね。
色が褪せていたり、大きな傷があったり、シールが貼ってあったり、落書きがされていたり。そういう家具を見ると思い出が蘇ることがあります。
きっとこのテーブルを見て懐かしさを感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家族の集まるところ
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家具好きであれば’’飛騨高山’’と聞いて先ず思い浮かべる家具メーカー「飛騨産業|HIDA」。
’’K’’の形をしたキツツキがトレードマークの創業100年を超える老舗中の老舗です。
飛騨高山は日本を代表する家具の産地として知られ、その歴史は古く1300年前の史料に’’飛騨の匠’’が登場していたんだとか。
こちらは1969年から続くロングセラーシリーズ「穂高 HOTAKA EX ダイニングテーブル」です。
アンティーク家具のような高級感があり、艶やかな色味とデザインがクラシカルな佇まい。
ぼってりとした楕円の天板にずっしりとした脚部をあわせた重厚感のある堅牢な造りは、飛騨産業ならではです。
そんなノスタルジックなデザインもさることながら1番の特徴は伸長式という点です。
天板は通常125cm。両サイドにスライドさせ、収納された天板を渡せば165cmとなり、4人~6人で食事を取ることが可能です。
またホワイトオークにグラデーションの塗装がされている点も穂高シリーズの魅力の1つ。
ダークブラウン色だとやや暗く重たい印象になりがちですが、こちらは濃淡のある杢目が上品な印象を与えてくれます。
ビンテージ、レトロ、そして和スタイルのチェア等と合わせれば落ち着きのあるお部屋、優雅なダイニングシーンを演出してくれるでしょう。
決して色褪せているのではなく、使い込まれたような質感こそが懐かしさを感じさせる所以かもしれませんね。
食事をしたり、遊んだり、勉強に使ったり。家族が一番集まるところはダイニングテーブルなのかもしれません。
きっとこのテーブルもそんな家族団欒を支えてきたのでしょう。実は残念なことに廃番となってしまっています。
まだまだこの先も家族の寛ぎの時間を支えて欲しいなぁと思わせてくれるテーブルのご紹介でした。