飛騨産業 HIDA
キツツキ ダイニングベンチ
1920年、僅か6名の社員によって起ち上げられた「 中央木工株式会社 」。
その後「飛騨木工株式会社」「飛騨産業株式会社」と変化を遂げ、現在に至ります。
家具で良く使用されている木材のひとつに"ブナ材"という材がありますが、
1920年当初は、雑炭か下駄の歯程度でしか使われない、無用の産物だったそう。
飛騨の山々にある、使われないままでいたブナの木を活用すべく、
「人々の暮らしを豊かにしたい」という想いの下、ものづくりを続けてきたのが、飛騨産業。
その結果として、今や世界に通ずる「 HIDA 」ブランドまで成長を遂げました。
歴史に寄り添う"キツツキマーク"
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100年以上もの歴史を歩んできた訳ですから、
使われるロゴマークも時代によって変化しています。
赤と青と白を基調とした、こちらのレトロなキツツキマークは、
1970年から2000年の間に使われていた企業ロゴ。
現在使われている物を含めると、これまでに存在したロゴマークは6種類。
それを見るとどれぐらい古いものか分かる、マニア心をくすぐるキツツキさんです。
今回ご紹介するこちらはダイニングベンチ。
" ダイニング "ベンチですから、ダイニングテーブルと合わせて使いたい一品。
取り付けられたアームはやや短めのハーフアーム。
横から見ると、座面と脚が少しはみ出している分、テーブルに差し込みやすい構造に。
勿論、単体で使用しても絵になってオススメです!
そして何より目を惹くのは、ウィンザーチェアを彷彿とさせるスポークバック。
まるで空間そのものかのように、圧迫感を与えない軽快なデザインフォルム。
この抜け感は実に秀逸です。
お気に入りのインテリアや、お気に入りの風景。
屋内でも屋外でも、好きな景観を遮る事無く、すんなりと馴染んでくれます。
軽やかなデザインに力添えをする、明るいナチュラルのカラーリング。
エレガントなデザインとなると重厚さがセットで付いてきますが、
この上品な色味によって、重すぎない、程よいバランスを保っております。
触れずとも伝わってくる優しい木肌。
自然で、温かな風合いを存分に感じていただけます。
また、細かなポイントではありますが、
座面は緩やかなカーブを描いており、座ると身体にフィットします。
クッション性のある座面と比べると、どうしてもお尻が痛くなってしまいがちですが、
このカーブによって着座のストレスは軽減され、長時間でも快適に過ごして頂けます。
木製家具を永く扱ってきた、飛騨産業ならではの心遣いです。
「 家具は単なる道具ではない 」
素材を吟味し、使い勝手や座り心地を追求し、常に使う人を想って造る。
可愛らしいキツツキマークは、そんな良い家具の証なのです。
大切な時間を共にする家具だからこそ、
大切に造られた物を選んでみてはいかがでしょうか?