UK Vintage
Table
素材を引き出すシンプルなデザイン。
それに当たり前に共存する機能美。
北欧のビンテージ家具の魅力は全てのバランスの素晴らしい調和にあります。
生活の為の美しさは国外にも広まり、世界中の人々を魅了し暮らしにまで定着することに。
本日ご紹介させて頂くのは英国製の北欧デザインの逸品です。
英国流北欧スタイル
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50年代から70年代に英国で起きた北欧スタイルブーム。
老舗家具メーカーもそれまでとは異なる家具を手がけることになります。
装飾を排したシンプルなデザインと上質な佇まいは当時の英国のライフスタイルに多大な影響を与えました。
今回入荷したテーブルもその最中に作られた逸品。
背面の刻印から1961年の7月に作られたことが確認できます。
しかしながらブランドやデザイナーは不明。
正体不明の匿名性もこのテーブルの魅力です。
チーク材とブラックペイントの脚とのコントラストが美しく印象的。
無駄の無いデザインながら特徴的な幕板デザインやハの字脚がアクセントになり、上品な存在感を放ちます。
飴色の経年と美しい杢目。
シンプルな造形に深い説得力を与えます。
ペイントロスもこのテーブルの個性。
程よいエッジの処理もブラックのカラーリングに良く似合っています。
84センチ角のコンパクト性はどのような場所にもはまりそう。
チェアもすっきりと収まります。
天板は両サイドエクステンション仕様。
カーブしたラインは伸長時にも圧迫感を与えません。
限られたスペースで様々なシーンに対応してくれます。
両天板を引き出すとワイドは137.5センチ。
4人でゆったりと食卓を囲むことも可能です。
伝統的な家具づくりの基盤が確りとしていた英国ならではの丁寧で堅実な造り。
異文化の融合やインスピレーションは時にオリジナルとは異なる魅力を生みます。
これが英国製北欧スタイルの魅力。
名もなき名ビンテージのご紹介でした。