TOKYO RECYCLE imption
Kyodo
本当はこんなはずではなかったのです。
入り口には北欧ビンテージのデスクがあって奥にもチーク材のチェストがあって、秋色全開の店内を紹介するつもりだったのです。
ちょっと入荷のタイミングがずれて、でもそのおかげで差し色いっぱいカラフル仕様の店内になりました。
長文失礼いたします
間もなくやってくるはずの新入荷たちはまたの機会にお知らせするとして、現在の経堂店はほっこりと色とりどりによるツートップのフォーメーション。
秋の深まりとともに身に染みる木味の家具にやや暗くなりがちな秋冬インテリアのアクセントとなるアイテムが揃っています。
まずは、フライングクリスマスカラーでお出迎えするメインコーナー。トムディクソンの黒いテーブルライトにフリッツハンセンのカイザーのビビッドな赤、そしてグリーンの名作椅子・カルテルのバルトリチェアはもう全部おすすめです。
さらにその下で異次元の存在感を放つのは、カッシーナのセンターテーブル「713 Table」。立体的な脚部は分子構造にも光がスパークしているようにも見えます。いずれにしても科学的で宇宙的な独創性の高いデザインです。
北欧雑貨のニューフェイスも続々とやってきています。何色にしようかと迷えるのが嬉しいイッタラのカルティオ&キビに、ラインナップが充実したアラビアの定番・パラティッシ。また新たなバードも控えていますので、オンラインショップへの掲載をぜひ心待ちにしていてください。
それから和みの代名詞、リサラーソンの動物フィギュリンは店内入り口近くに鎮座中。トラもライオンも何ともいえない癒しの表情でこちらを見つめてきます。新たな持ち主が現れるのをじっと待っているかのようです。
さて、少し進むと主役は落ち着いた経年の木色をまとった北欧ビンテージチェアへ。剛柔の魅力が引き立つローズウッドとチークはどちらも寒い季節がよく似合います。これからの時期に取り入れたいアイテムのひとつです。
深いブラウン色の家具に合わせるなら、現代作家さんの器や食欲の秋を満喫できるストウブ&ルクルーゼのココットなどのテーブルウェアが相性抜群。ヨーロッパの食器も上品さが際立つコーディネートをお楽しみいただけそうです。
さらに、店内奥も模様替えをしました。カリモク60のカフェチェアに、アーコールのサイドボードや天童木工のワゴンとちょっぴりレトロな雰囲気が漂います。
ファブリックやラグ、バッグを集めた布ものコーナーはじっくりと漁ってみてほしい一角。コサインのハンガーラックが良い仕事をしてくれています。厚手のコートの出番が増えるこれからの時期、きっとご自宅でも活躍してくれるでしょう。
雑貨ももちろんレトロ感重視で。ミルクガラスにダンスクのダイナーっぽい食器、昭和のプレートなど奥までびっしりと並んでいます。
ちなみにアレッシィのステンレスアイテムは未だオンラインショップに掲載できていませんが、少しずつ準備していますのでもうしばらくお待ちいただければ幸いです。
紹介したいものを全部網羅したら、随分と長い店内ブログになってしまいました。が、長文ついでにもうひとつだけ。イームズの黒いハウスバードもかっこいいのですが、個人的には長崎凧の赤い千鳥(柄違いで3枚セット)がお気に入りです。
きっとハロウィンが終わればあっという間にクリスマスも年末も訪れる気がするので、お正月を先取りするのも悪手ではないはず。ほっこり木色とカラフル雑貨で短い秋を楽しみつつ、冬に向けての準備も抜かりなく進めていきたいものです。