Akimoku
Wall mirror
本日は、第二次世界大戦後の日本のモノづくりにおける重要局面に於いて、長大作、剣持勇、水之江忠臣、渡辺力等と共に「ジャパニーズモダン」と呼ばれ、日本のインテリアデザインの草創期を築きあげたパイオニア柳宗理1977年の名作" 秋田木工 / Akimoku "『 ウォールミラー 』のご紹介♪
絵になる鏡

製造を手掛けたのは、曲げ木椅子の創始者" ミヒャエル・トーネット (ドイツ トーネット社 / THONET) "の技術を継承し、日本屈指の曲木加工技術を持つ1910年創業の老舗家具メーカー" 秋田木工 "。日本には同社の他にも曲木家具を製造する工房は数社存在しますが、無垢材をひねり上げ立体的な曲木家具を実現するのは同社しかありません。
木材は木目の通りにしか曲がらないもの。その上質な長尺ブナ材を蒸煮し、鉄型に沿わせ成型する熟練職人の技により精巧な造りは実現しています。


「材料そのもの、素材をなるべく生かして造るのが本当の美しさである」
そんな言葉を残している柳宗理の造形哲学を具現化したかのような、飽きの来ないシンプルなデザイン。人の姿を映し出す鏡面がメインでありながら、自然の人の目線は温かみあるブナ材フレームに目が行き、フレーム内側の心地よい丸みと外面との境界線に、息を飲む美しさを感じされます。

「美は人々のためにある」という考えのもと生み出された造形美と機能美の見事な融合。古代色と名付けられた独特の赤みを持つブラウンカラーは、周りの木製家具やフローリングと溶け込みながら、白壁に対して美しいコントラストを生み出してくれます。
小判型等、形やサイズにバリエーションが存在するロングセラーアイテムですが、今回は直径60cmの正円で作られ、昭和の懐かしさの中にどこかモダンな印象も内包しているようにも感じられます。


壁・床・天井の直線構造で作られたお部屋に対して、空間の印象を和らげる丸型のフレーム。家具のコーディネートの後に少し間の抜けた壁面で、絵画やポスターの代わりにディスプレイするのも◎!実用と視覚効果を兼ねたバランスの良い構成が可能です。

空間を広く見せる効果もある壁掛け鏡のコーディネート。装飾的でクラシカルな一部のミラーを除き、基本無駄をそぎ落としたシンプルなフレームが多く存在しますが、それ故にその物自体の高級感や存在感は、優れたデザイナーと家具職人の意匠により生まれるもの。
椅子と異なり、鏡の名作はあまり多くありませんが、その中でもトップクラスと呼べる歴史的名作になります。いつも即完売してしまうお品物になりますので、是非この機会お見逃しなく。ご注文はお早めに♪











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