MATSURIYA
栃無垢材天板 ダイニングテーブル
"祭り屋 MATSURIYA"は、1984年神奈川県相模原市で創業。
現在は、新潟県糸魚川市に移転し、創業から40年経つ現在も、無垢材の唯一無二の美しさにこだわった家具の製造販売を行うブランド。
暮らしを支えた樹木の家具
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天板に使用されている栃(トチ)は、日本の山村地域の暮らしを支えた重要な樹種で、現在では緑陰樹として街路や公園にも植えられ、皇居桜田門外には立派な並木があります。
木材は、淡黄色で板目が美しく、軟らかくて加工しやすい為、 くり物・木地・彫刻・家具・建築材として用いられています。さざなみのような模様がとても綺麗ですね!
何と天板の厚みは5.5㎝もあり肉厚!
余談ですが、トチノキに成る実はまるで栗のようなビジュアル!縄文時代から食用とされていたようで、現在でも馴染みのある栃煎餅や栃餅の材料として使用されていますね~
その形状はトラック型のオーバルになっており、直辺の耳(皮)が際立ちます。
人が認識する形にはそれぞれ異なる効果があります。
直線は信頼性や安全性を与え、直線よりも認識し易い丸みは安心感を与えてくれます。
同品の形状には両方の効果が備わっていて、ただ加工しているのではなく、心理的に考えられたデザインとなっているのです!
そんな天板には、注目ポイントが!
割れを防ぐ為のバタフライジョイントが見られます。それ以上割れやヒビが走らないように割れを防ぎ、なおかつ装飾にもなっているのです!
この知恵が詰まったデザイン結構好きなんですよね~割れや節は2つとして同じ表情は無く、人の個性みたいなもので、愛おしくなります(笑)
天板を引き立ててくれるタモ材の脚部は、中心に集める事でメインの天板を強調すると共に浮いたように見せ、全体を軽やかな印象に。存在感は残したまま空間に入れた時の圧迫感を軽減してくれます。
素材だけではなく、その熟考されたデザインはメインの家具に相応しい逸品です。
日本の生活に長く寄り添ってきた樹木から出来た木材。
そんな素材を使ったテーブルを囲みながらの生活は、きっと豊かな時間を提供してくれることでしょう♪