用賀店 2月の店内紹介 ~薫り映える早春~

UPDATE: STAFF:トリス
用賀店 2月の店内紹介 ~薫り映える早春~

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TOKYO RECYCLE imption

Yoga

最近は日が暮れるタイミングに合う事がとても多くなりました。

たそがれ時、いわゆるマジックアワーと呼ばれる空の色が変わってゆく瞬間。静かに日が沈むまで眺めていられたら幸せな季節です。まだ寒いので、温かいコーヒーなんかがそばにあったらなお良いですね。

年度末も近く、別れの悲しみに新しい環境への期待。ないまぜになって切ないこのタイミング。自分を応援するため、誰かの背中を押すためにアイテムを探す人。逆に自分の環境の整理のために、抱えきれない愛用品をお買取りさせて頂く事も。

こだわりを持って作られたプロダクトたち。その一生をつなぐためにお役立てできていれば嬉しく思います。

それでは今月の店内をご紹介させて頂きます!

雪解けの水、匂う土の香

今月は中々に回転が早い月でございました。特にお引越しや開所などでテーブルや椅子といったメインになるアイテムをお探しの方が多く、結果その上に展示していたアイテムたちもあっちこっち。

大変でしたが、充実した月でもございました。ご利用頂いたお客様、誠にありがとうございます。

 

お店の内側から入り口側の写真をいくらか。

ボーエ・モーエンセンの端正なアームチェア、名作照明の筆頭PH5 PLUS、そしてウェグナー晩年の名作、PP701。

PP701は一緒に暮らしていたインガ夫人のお気に入りでもあったそう。良いものしか知らないであろう奥様が気に入ったというのがよくわかる、美しく、そして使いやすい1脚です。レザーは新しく貼り替えてあるので気持ちよくお使い頂ける嬉しいコンディション。

2ndビンテージのハーマンミラー、アームシェルチェア。形は好きだけど座面が冷たいし・・って方にも嬉しいフカフカのクッションがついています。このファブリックも新調しているので是非その実力をご堪能下さい。

向かいには華やかなレッドのカブトチェア。天童木工と剣持勇というジャパニーズモダン全盛に生まれたデザインはやっぱりカッコいい。ちなみに、イームズからイサム・ノグチを通じて初めて日本にシェルチェアが持ち込まれた時、2脚あるうちの1脚は剣持勇に贈られたそうです。ちょっとしたご縁を感じますね。

 

白いハラーのテーブルの上には小物と共にハイスツール。佐々木敏光さんの名シリーズ 森のことば、そしてカリモクニュースタンダードはともに「木」への愛情が感じられる素敵な質感。3連のネストテーブルはイギリスのジープランから。銅(コッパー)をハンマリングした中々にユニークな1台(3台?)です。

メイン通路の反対側。フィリップ・スタルクのヴィクトリアが2脚来た!と思ったら今度はラマリーが2脚来て眼福な画になってくれました。ラマリーは近日出品予定でございます。

そして手近に欲しい収納筆頭のボビーワゴン。使いやすくイカしたブラックカラー。ギアをたくさん詰め込んで、是非あなただけの1台にしてみてください。

ナウなヤング(!?)にはスタンダードなHAY、昔からの品質に安心感のある飛騨のキツツキ、モダンにお洒落が香るフランス リーンロゼ、古民家でも似合いそうな秋田木工、そしてニューカマーな日進木工と椅子は面白いものを揃えております。ご来店の際は是非座り比べしてみてください。

個人的に気になるのが日本製のビンテージケビント。4面あるガラスは手作りなのかほのかにムラがあり、ホワイトペイントもあってどこか温もりを感じる佇まい。棚板は型押しのプレスガラスなので、指紋や手形が気になりにくいなんてズボラな考えも許してくれます(笑)

そしてガラスコレクティブルの傑作、オイバ・トイッカのキューブ。この存在感は他に替えがたいものがあります。ちなみにコニャックサーバーなんて面白いものも入荷してます。芳醇な香りを楽しむアダルトな方にお勧め。

憧れのデスクチェア、そして定番1シーターソファ、そして存在感で好きになり、座ってみたら嬉しくてもっと好きになる、トムディクソンのファットなんかも。

人の数だけ好みがあり、優れたデザイナーの数だけ良いものもある。自分のフィルターと名作を重ね合わせてみて下さい。

まだまだ紹介したいものはあるのですが、今回はここまで。

同じように季節は巡っても、店先に並ぶ品物は違い、同じ春は来ない。新鮮に感じられる事に感謝して、引き続きワクワクするものをご紹介出来るよう努めて参ります。

是非お近くの際はお立ち寄り下さいませ。

用賀店 2月の店内紹介 ~薫り映える早春~

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