用賀店 12月の店内紹介 ~心への刺激~

UPDATE: STAFF:トリス
用賀店 12月の店内紹介 ~心への刺激~

用賀店 12月の店内紹介 ~心への刺激~

UPDATE: STAFF:トリス

TOKYO RECYCLE imption
Yoga

年の瀬って何ですか、美味しいんですか?なんて支離滅裂な事を言いたくなる程の、せわしない年末。

気が付けば酒場ののれんをくぐるように、感慨の無いままあっという間に新年を迎えてしまいそうです。

 

このブログをご覧頂いている皆様は、今年一年充実したものとなりましたでしょうか。目の前の事に精一杯だったり、新しい環境への一歩を踏み出したり、与えられたタスクに奮闘して、成長した自分。振り返ってみれば感想も色々あるとは思いますが、今年も良く頑張ったととりあえずは褒めてあげましょう。

毎日はいつも地続き。頑張るために、心に心地よい刺激を与えてくれるのは暮らしを支えるインテリアたち。

少し便利に、少し楽しく。そうして積み重ねてゆく暮らしのために沢山のアイテムでお役立ち出来れば嬉しく思います。

それでは12月用賀店の店内をご紹介させて頂きます。

 

目くるめく巡る、人の現身(うつしみ)

色々なアイテムが入っては、新しい方に貰われてゆく。

先月のご紹介ではカラフルだった店先は、クリーンなホワイトカラーに。

温かな光の店内では、賑やかに部屋を彩るアイテムたち。

ミッドセンチュリーを彩った建築家、デザイナー エーロ・サーリネンの代表作チューリップテーブルに、日本屈指のプロダクトデザイナー 柳宗理のサイドチェア。

奥側の赤いシェルは香川県坂出人工都市の施設内で使用されていた別注仕様。そして手前はコトブキ×マイスターのツートーン。

公共施設での使用という性格に則ったスタッキングベース、そしてデザイン性溢れるスターベース。廃番品となった今ではどちらも貴重な1脚となっています。少し弾性のある背もたれは心地よくしっかりとした強度があり、気兼ねなく使える素敵なデザインプロダクトです。

その足元には、光を綺麗に纏う小物たち。近々店頭でお買取りさせて頂いたものもあり、とても眼福でございます(お持ち込み下さりありがとうございました)。順次オンラインに出品予定でございますので今しばらくお待ちくださいませ。

デンマークに続くガラスウェアメーカー ホルムガード社の定番フローラ、通好みではありますがアメリカンコレクティブルの中では特別な位置を占めるマクベスエバンスのトリオセット、そしてイッタラ社のアイコンの一つ、アルヴァ・アアルトデザインのベース。リサラーソンのワードローブはタイムレスな魅力のある逸品です。

ラミネートトップのハラーデスクの上には同じくホワイトカラーのカルテル ミストリップ、そしてビンテージのマドモアゼル。

フィリップ・スタルクのデザインはいつでも大胆でセクシー。プラスティックにナチュラルなウッドを組み合わせた姿はカルテルらしからぬユニークな1脚。

イルマリ・タピオヴァーラの代表作 ファネットチェアを共に作り出したEDSBY VELKEN社によるビンテージ。今年はドムス ラウンジチェアも取り扱わせて頂きとても幸せなめぐり合わせになりました。

ユニーク、けれども確かな品質に信頼のあるアレッシィのジャー、そしてハンドミキサー、ボトルキャップ。普段使うものだから、目に入った時に笑わせてくれる心の余裕はとても良いものです。

そしてジャン・カルロ・ピレッティの代表作DSC106。両脇のフレームでシートを締め付け固定するアイデア、深く身体にフィットする曲面のシート、アルミダイキャストの輝き。イームズのシェルチェアと比肩される実力を存分に楽しめる1脚です。胸のすくようなブルーカラーもとてもGOOD!

通路奥には日本の箱ものにおける代表的なブランド、岩谷堂箪笥。欅の表情をまとい、金具の一つから釘まで全てに気を払った箪笥は静かに品を放ちます。しっかりとした気密性は大切な衣類を守る為の最上の選択肢。

そして手前にはジョセフ・ヤウォレクのアンティークチェア。後にはトーネットに併合されたこの工房が活動した期間は1907-1914年という短い間。100年を超えて修繕を受け使われる、価値ある1脚。贅沢な太さの無垢材をフレームに使いながらも軽さがあり、取り回しの良い点も見逃せないポイントです。

人気の北欧家具ブランド アルテックの新たな側面を開いたグルチッチのライバルチェア。見ての通り回転します。そして端正なデザインは他に替えの無い、ボーエ・モーエンセン デザインの2257。どちらも人柄がにじむデザインが確かにあり、お部屋の雰囲気を変えてくれる1脚。

ニューノルディックを代表するアンドトラディションからはコペンハーゲンランプ。小振りですが温かみのある光を広げてくれます。

温かく、でもとても洗練されたシルエットはHAYのソフトエッジ。サイドテーブルに載ったチェアは長大作氏の食卓椅子。それぞれのモダンが素敵です。

まだまだ色々とご紹介したいアイテムはありますが、今回はここまで。

お買取りをご依頼いただき、そして新しい出会いを見つけていただく。ご利用下さった方々のおかげで本年も素敵なアイテムで用賀店を彩る事が出来ました。深く御礼申し上げます。

より「良く」。その想いが詰まったデザインが形になり、つくられたアイテム。来年はもっとその魅力を伝え、繋げられるように努めて参ります。

 

少し堅苦しさはありますが、皆様への祈念を以ってこのブログをお仕舞いとさせて頂きます。

本年が無事報われ、そして良い年を過ごせますように。

 

用賀店 12月の店内紹介 ~心への刺激~

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