『用賀鉄道博物館』。

年末も近づいて参りましたが、如何お過ごしでしょうか。 TOKYO RECYCLE imption 用賀店では鉄道模型が続々と入荷しております。 国産メーカーの希少なモデルから外国車両、珍しい車両まで様々取り揃えておりスタッフ一同鉄道模型の迫力に魅せられております・・・！ どれも素敵なモデルとなっておりますので、この場を借りて一挙にご紹介させていただきます♪

Pick up items

鉄道模型 国鉄 6760形蒸気機関車 HOゲージ 車軸配置 2-6-0 No.6775

こちらは国産テンダー式蒸気機関車『6760形蒸気機関車』のモデル。 まだ輸送量の少なかった大正時代初期に製造され、軽旅客急行列車を牽引していました。 製造から1958年に引退するまで東海道本線や東北本線、中央本線や房総線等で活躍し太平洋戦争時にも運用されていましたが、急激な輸送量増加により求められる仕様も変化した為、僅かな数しか製造されなかったマニアックな車両となっております。 車軸配置2-6-0のスッキリとした佇まいはクラシカルな魅力にも溢れるスマートな車両となっております。

珊瑚模型 SANGO 79618 国鉄9600 北海道型 2灯ライト 蒸気機関車 HOゲージ

こちらは『 国鉄9600形 蒸気機関車』のモデル。 国鉄の前身である鉄道院が製造した日本で初めて全国的に普及した国産テンダー式機関車で、その後国鉄史上最後まで稼働した日本のSL史にとっても重要な蒸気機関車の一つとして知られています。 こちらは北海道型と呼ばれる仕様の車両となっており、粘り強さで知られる9600形の風格が際立つ佇まいとなっております。 2灯のライトは様々な場面で頼られていた勲章のようですね。 こちらは今では希少となっている『珊瑚模型』製のモデルとなっております。

カブース caboose 車掌車 HOゲージ

こちらはアメリカ型車掌車 『カブース』のモデル。 車掌車は日本の車両形式で『ヨ』に分類され、列車の最後尾から貨車等を監視する役割を持ちます。 こちらは『カブース』と呼ばれるアメリカ型の車掌車で、更に客車と荷物車が併設されている『コンボカブース』と呼ばれる車両となっております。 輸送の頻度が少ない路線でも客車として兼用できる珍しいスタイルのカブース。バランスの取れたルックスも魅力的な逸品です♪

炭水車 貨車 2両セット HOゲージ

こちらは『炭水車』&『貨車』2両セットでのご紹介です。 大型の炭水車には制動手が乗り込むエリアが設けられており、貨物緩急車のような機能を持ち合わせた車両ではないかと思われます。 もう一つの車両はハッチやライトが装備された有蓋貨車となっており、非常にバランスの取れたルックスが魅力的なモデル。 どちらもブラス製ならではの迫力とディティールが映える逸品となっており、ハッチやライト類まで細やかに再現されております。 お手持ちの機関車にぴったりの貨車をお探しの方は是非如何でしょうか♪

クマタ KMT baldwin centipede DR-12-8-1500/2形ディーゼル機関車 HOゲージ

こちらは『baldwin centipede DR-12-8-1500/2形ディーゼル機関車』のモデルとなります。 米国ボールドウィン・ロコモティブ・ワークスが1945年~1948年に開発した電気式ディーゼル機関車で、2-D+D-2の軸配置と車体下部に配置された12軸の車輪が並んだ独特のフォルムから『センチピード(ムカデ)』という愛称で呼ばれておりました。 また”ベビーフェイス”と呼ばれる前頭部形状はレトロ感に溢れた魅力的な車両となっております。 こちらは日本の鉄道模型老舗店として長い歴史を持つ『KMT クマタ貿易』ならではのクオリティが際立つ逸品。 実際に米国を走行していたbaldwin centipede DR-12-8-1500/2形の勇姿をご堪能いただけます。

鉄道模型 D&RG Raton 2-6-0 蒸気機関車 HOゲージ

こちらは『D&RG Raton 2-6-0 蒸気機関車 』のモデル。 アメリカ型機関車のシンボルとも言えるダイヤモンドスタック煙突は、東京ディズニーリゾートでもお馴染みのフォルムの機関車となっております。 日本でアメリカ型蒸気機関車が運用された歴史は1880年に遡り、明治政府が北海道開拓の際に輸入した”弁慶”号等が有名ですね。 こちらはD&RG Raton社が製造した蒸気機関車を再現したモデルとなっており、カウキャッチャーや警鐘、ランプの仕様や2-6-0の車輪配置等忠実に再現されております。

ユニオン・パシフィック鉄道 UNION PACIFIC 997号 HOゲージ

こちらは『ユニオン・パシフィック鉄道997号』のモデルとなります。 ガスタービンエンジンで発電し走行するこちらの機関車は、ユニオンパシフィック鉄道で運用されていた代表的な電気式ガスタービン機関車として知られています。 電気式ガスタービンの機構は同じ規模の電気式ディーゼル機関車よりも小型化できるという利点から、近年再び世界各国で開発が進められている技術分野としても知られています。 1948年に誕生したこちらの車両はミッドセンチュリー期ならではの流動的で立体感溢れるノーズラインが魅力的な逸品となっており、ブラス製による滑らかで重厚感溢れる本格的なモデルとなっております。

珊瑚模型 SANGO キハ05形 国鉄車両 金属キット組み立て済み HOゲージ

こちらは『珊瑚模型 SANGO キハ05形 国鉄車両 』のモデル。 『キハ』は日本の車両記号で”ディーゼルエンジンを搭載した普通車”を表し、その歴史は国鉄の前身である鉄道省まで遡ります。 当時鉄道省が設計しガソリンエンジンを搭載したキハ36900形がその大本となっており、その後幾度も改良と改称を重ね1957年にはディーゼルエンジンを搭載したキハ04形、キハ05形、キハ06形という称号に統一されました。 キハ05形はキハ41400形を改番した車両で国鉄の機械式気動車では唯一有料優等列車運用にも使われた実績を持ち、ファンの多い車両となっております。

EMD GP20形ディーゼル機関車 米国 HOゲージ

こちらは『EMD GP20形ディーゼル機関車』のモデル。 EMD GP20形はディーゼルエンジンで発電した電力で走行する電気式ディーゼル機関車で、1959年~1962年にアメリカGM-EMDが製造しました。 当時では初めてターボチャージャーを備えたディーゼルエンジンを搭載する等、画期的な構造が盛り込まれた車両としても知られており海外の鉄道マニアからも人気の車両となっております。 ブラス製ならではの存在感が外国車両の魅力を引き立てるモデルとなっております♪

国鉄 C10形 蒸気機関車 HOゲージ

こちらは『国鉄 C10形 蒸気機関車』のモデル。 C型タンク機関車は明治時代から運用されていた日本にとって馴染み深い蒸気機関車です。 そんなC型タンク機関車の新しいスタイルとして登場したのがこちらの『C10形』。 C10形は第一次世界大戦後の影響を強く受けた日本で都市近郊の旅客列車を牽引する為に製造された経済性重視の機関車で、当時の国産テンダー機関車の技術が投入されタンク機関車でありながら大型機関車に迫る性能を持っていました。 C10形はその後に登場する”貴婦人”C57形蒸気機関車へとそのDNAを繋ぐ、ファンの多い機関車となっております。 金属製ならではの重厚感溢れる佇まいが魅力的なモデルとなっており、鉄道模型のリペアができる方であれば調整の過程もお楽しみいただけます♪

エンドウ ED662 国鉄電気機関車 HOゲージ

こちらは『国鉄ED662形電気機関車』のモデル。 電気機関車は蒸気機関車に代わる新しい機関車として活躍し、ブルートレインを牽引したEF66等、有名な車両も多く存在します。 662形はそんな花形車両と同型のスマートさでありながら、貨物専用機関車として製造された珍しい車両となっており、その存在を知っている鉄道好きの方もいらっしゃると思います。 日本の鉄道模型老舗店『エンドウ』によるこちらの逸品は、実機のような塗装の鮮やかさ、細かいディティールまで高い完成度を持った逸品となっております。

カワイモデル KAWAIMODEL 85+BB凸型電気機関車 サウスショアーライン 完成車 HOゲージ

こちらは『85+BB凸型電気機関車』のモデル。 視野性に優れた”凸型”のフォルムを持ったこちらの車両は客車や貨車の入れ替え等で使われる電気機関車で、その親しみやすさからも鉄道ファンの間で人気の車両となっております。 パンタグラフとポールの両方を備えたルックスは、鉄道模型好きの方にとっても嬉しい仕様。 人気のKAWAI MODEL製のモデルとなっており、老舗店の手掛けたHOゲージならではの高い再現性も魅力的な逸品です。

カツミ KMT ロッド式電気機関車 HOゲージ

こちらは『カツミ KMT ロッド式電気機関車 HOゲージ』のモデル。 ロッド式電気機関車は電気駆動するモーターの動力をロッドを介して動輪に伝え走行する車両で、有名な車両ではスイス国鉄の『クロコダイル』等が挙げられます。 こちらのモデルは蒸気機関車のようなサイドロッドを有したクラシカルな佇まいと、パンタグラフを備えたレトロなルックスが共存する”通”なモデルとなっており、鉄道模型好きにとっても見どころが盛り込まれたモデルとなっております。

鉄道模型 B型タンク式蒸気機関車 Oゲージ

こちらは『タンク式蒸気機関車』のモデル。 クラシカルな2つの動輪と小柄で小回りの利いた姿が人気のB型タンク機関車。 国鉄の前身である内閣鉄道局時代からイギリス製のタンク機関車を輸入していた日本にとっても馴染み深い車両となっております。 こちらの模型は交流三線式となっており直流2線式と比べ安定した走行が定評のある仕様。 動輪のパワフルさや繊細なディティールはOゲージならではのスケール感。シンプルで素朴な佇まいのタンク機関車の魅力を引き立てるモデルとなっております♪

MINITRIX ミニトリックス スイス国鉄 クロコダイルセット 6両セット リミテッドエディション No.0369 Nゲージ

最後に紹介するのはスイス国鉄で『クロコダイル』と呼ばれ親しまれている電気機関車。 その特徴的なボンネットの形状から『クロコダイル』と呼ばれるようになったこちらの機関車は、主に急曲線の多い山岳地帯で活躍しました。 2つのパンタグラフとクラシカルなロッドを備えた動輪の組み合わせは、他の車両にはないバランス感に溢れた佇まい。 こちらはドイツの老舗ブランド『MINITRIX ミニトリックス』によるリミテッドエディション仕様のスペシャルセットとなっており、クロコダイル車両本体に合わせ貨物車等が5両付属しての6両セットとなっております。 Nゲージでありながらディティールがしっかりと作られた精巧な作り、クロコダイルについて記載された専用ケース等、クロコダイル愛に溢れた豪華な逸品となっております♪ 『用賀鉄道博物館』。如何でしたでしょうか？ どれも本格的な作りの鉄道模型となっており、往年の名機の佇まいやリアリティを存分にお楽しみいただける逸品となっております。 幅広い世代から愛される鉄道模型の世界。その魅力を是非実際に感じてみてください♪