TOKYO RECYCLE imption
YOGA
汗っかきな私は、夏の訪れを暑さだけではなく虫たちの動きでも知る事になります。
そう、あのモスキートとかいうあの虫です。
視界を邪魔する動き、そしてかゆみ。最近は暑すぎるのか猛暑日だと逆に見かけなくなったりしますが、これもまた毎年の流れ。
あともう少ししたら学生たちの夏休みや甲子園がはじまり、そしてそうめんやスイカを味わうことになるのでしょう。暑さに身体をやられないよう気を付けてほどほどに楽しみたいと思います。皆様もどうぞご自愛くださいませ。
実はまだ6月で、梅雨も明けていないという境目なタイミング。年度替わりの引っ越し需要は収まりを見せるものの、欲しいアイテムはいつでもアンテナを張っている皆様へ。今月の店内紹介をさせて頂きます。
欲しいもの、ひつようなもの
家具は、ざっくり分けると2つに分類されます。
これがないと不便になるから、必要なもの。
そして今使っているものから買い足したり、グレードアップしたいから欲しいもの。
ダイニングテーブルやデスクなどはやはり生活スペースの中心なので、サイズ感も含めて吟味したいもの。これは必要なものですね。
ですが、テーブルほどに形や大きさに制約を受けない椅子から照明、小物や雑貨などは好みを大きく反映できるもの。是非良いものを集めて楽しんで頂きたいところ。
先ずは入り口から。暑くなると軽い雰囲気のホワイトカラーやラタンといった家具が良く映えます。後ろに見えるフォールディングチェアのようにダークな濃色は、暗めの照明の中で重厚な雰囲気を作るのにぴったりです。
入り口入ってすぐ。ちょっと見通しが良くなりました。チェリー無垢材のダイニングテーブルはウッドユーライクカンパニーのカスタマイズサイズのもの。
二人が横で過不足なく並べる幅140センチに奥行きはしっかりめの84センチ。対面で使っても窮屈しない良いサイズです。使っているチェリーの表情もとても素敵。
メイン通路より。またモリモリとアイテムを増やしてゆきますが、通路は気持ち広めにさせて頂いてます。
今回のレイアウトのメインその1はUSMハラーテーブル×3枚です!!
前回入荷分のホワイトカラーに加え、グラファイトグレーリノリウム、そして更に濃い目なMDF ミッドグレー。一目でトーンが比較できるのでお越しの際は是非見比べて下さい。
「必要なもの」と説明したテーブルですが、間違いのない品質であるハラーが色違いであるなら、そこに好みも是非混ぜ込んじゃいましょう。
そしてその上に並ぶのはメインその2、ブラックトーンなアイテムたち。
テーブルは長大作によるラウンドタイプ、そしてローズウッド無垢材にリズムのある形が美しいモデュスのサイドテーブル。上には状態良好なサイドシェルが載っています。
オールブラックな2脚はどちらも"Yチェア"。ウェグナーとトムディクソンは素材からデザインまで異なるものの、どちらもカッコイイ。
そしてニューカマーな1脚はマルセル・ブロイヤーによるD4 フォールディングチェア。ワシリーチェアに共通するシルエットを持ちながら、折り畳めるという機能性はとても画期的。これが1927年とほぼ100年前にデザインされたという事実には驚きです。
ちょっと後ろを振り返って。アルテックの81Aの上にはスタイリッシュなスツールたち。
北欧やアメリカの食器、クイストゴーのデザインを感じさせる日本の食器も。
ムーミンマグが載る、ミッドセンチュリーなデザインが素敵なスウィッチのテーブルはデコラトップ。綺麗な木目ですが実は樹脂素材なので、水気にも強く使いやすいのも魅力です。
マルニ60として復刻され、今大人気なフレームチェアの原型となる みやじまの一人掛け。そしてその隣はウェグナーのGE240。
チーク無垢材のアームはビンテージならではの贅沢さ。背もたれ近辺では手で握りこめない程の太い立派な材料を、滑らかな曲面に仕上げています。
後ろ姿も隙が無い、J39、CH47、No.42。
モーエンセン、ウェグナー、カイ・クリスチャンセンとデンマークの実力派が並ぶのは壮観です。
新入荷のリサラーソンのフィギュリンに、天童木工の名作たちと紹介したいものはほかにもまだまだございますが、今回はここまで。
人の暮らしを機能性以上に豊かにする、デザイナー達の努力が実ったプロダクトたち。その魅力を伝えられるように、そして繋げられるように今後とも努めて参ります。
宜しければ是非、実店舗そしてオンラインショップからご覧いただけますと幸いです。