クラフトの街、松本が誇る職人と、美しい国産のミズメザクラ

こんにちは。学芸大学店本日のブログでございます。本日ご紹介させて頂くのは学芸大学店にある“ 松本民芸家具 ”たち。取っつきづらい印象もあるかと思いますので、まずはどんなモノなのか軽くご説明いたします。信州、松本の家具はなんと400年前から城下町の商工業として製作が行われており、その後大正期、柳宗悦による民芸運動の影響を受けた名もなき職人たちの仕事により、松本の家具は自然と美しさが宿る家具として発展していきました。そして大きな特徴として、松本民芸の家具には国産のミズメザクラが使用されています。粘りのある強度、美しい虎班(とらふ)模様、拭き漆塗装による深い艶感が魅力となっております。民芸家具と言うとなんだか古臭いイメージ…となっていた方も、これだけの情報で「とりあえず見たい！」と思って頂けたのではないでしょうか？

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松本民芸の家具は昔からずっとラッカー仕上げ。一般的に使用されているポリウレタン樹脂に比べ、ラッカーは塗装が剥がれやすいのですが、逆にその塗膜が薄さから補修が簡単に行えます。つまりは使い込んで直すという、素材の良さが活きた本物の1点モノになってくれるのです。そんな松本民芸の家具の奥深い美しさに魅了され、愛用されている方もたくさんいます。きっとビビッと来る家具があるはず。

松本民芸家具 ダイニングテーブル 国産 ミズメザクラ

大胆な杢目が特徴的なダイニングテーブル。シンプルなフォルムですがミズメザクラの美しさが際立っているので雰囲気のある存在感に惹かれる逸品となっております。もちろん強度もしっかりとあるのでダイニングテーブルとしての機能もしっかりと備わっております。

松本民芸家具 F型卓 ダイニングテーブル ミズメザクラ 幅140cm

同じくこちらもダイニングテーブル。脚部のデザインからはラグジュアリーながらも、ミズメザクラの自然で素朴な温かみのある美しさを感じます。天板の四つ角は丸くなっている為、小さなお子様がいても安心ですね。一緒に育てる家具としていかがでしょうか？

松本民芸家具 M型 バタフライ卓 バタフライテーブル ミズメザクラ 民芸家具

こちらはバタフライテーブルです。お客さんが来た時や親戚などが集まる際に広げるテーブルが松本民芸の家具なら自慢できそうです。こちらも脚部がエレガントに造られており、高級感を感じる逸品。ヨーロッパの家具やインテリアとも相性が良さそうです。

松本民芸家具 NC型チェア ダイニングチェア ミズメザクラ B

そんなテーブルたちに合わせたいのがこちらのダイニングチェア。ベーシックなデザインですが、それゆえに素材の良さが発揮されています。背もたれが大きくラウンドしているのですっぽりと体が包み込まれる心地良さがあります。板座にも関わらずしっかりとした座ぐりのおかげで長時間座っていてもお尻が痛くなりづらいのも嬉しいポイントです。

松本民芸家具 A型 食器棚 本棚 キャビネットミズメザクラ

贅沢にミズメザクラが使われている食器棚です。引き出しや戸棚の造りはまさに職人芸。なんだか3DCGのようにも見えます。ガラス戸なので飾り棚としてもお使い頂けそうです。下部の収納部もたっぷりとスペースがあるので見せたくないものもここへしまえばお部屋もスッキリですね！

松本民芸家具 33A型ライティングビューロー チェスト ミズメザクラ 無垢材 書斎机

こちらはなかなか一般の家庭ではお目にかかりづらいライティングビューロー。開けば机と引き出しが付いておりますので、作家気分が味わえそうです。機能性を追求した結果このフォルムが誕生するなんて、とってもラッキーですね。置いておくだけで様になる家具となっております。

松本民芸家具 #204型 文机 座机

ライティングビューローともなんだか似てるけど違う、コチラは日本の文机。上品な佇まいはもちろん素材の力もありますが松本民芸家具の技術の賜物。シンプルイズベストとはまさにこのことだと思います。収納がきちんとついている所が松本民芸らしい嬉しいデザインです。