掴めない空気、感じる空気
昨日、駅へと向かうゆっくりとした登り坂の途中、道沿いにある右手の高い植え込みから何かがゆっくりと飛び出してきました。
鳥でもなく、不思議な動きをしていたのでよく見てみるとそれはシャボン玉。小さなシャボン玉が二つ三つと空に吸い込まれていました。
通勤途中というある意味仕事モードへの切り替え途中に起きた出来事によって、理由は分からずとも肩の力が程よく抜けたように感じた瞬間でした。
ちなみにその植え込みはマンションを覆うように作られていて、入口を見るとお父さんと一緒に遊ぶ保育園前くらいのお子さんがいました。
子どもが思い切り振り回した遊具からシャボン玉が飛んだのか、それともお父さんが喜ばせようと作ったのか。
そんな想像をするのも楽しい、心が軽くなる一幕。
今回のご紹介は、経験を積み重ねた大人が選択する軽やかなアイテム。
宜しければ最後までお付き合いくださいませ。
Pick up items
今回はフレンチな、シャビーシックとも呼ばれるカテゴリーのアイテム。
私が思うに、多くの人がこの時間が色彩を奪い取ったかのようなセピアなテイストを選ぶのは繊細な自分の感覚を大切にしたいから。
目を楽しませてくれるポップな色の楽しさを知りながらも、漆喰の壁、テーブルランプのシェード、リネンのテーブルクロス、乳白色の釉薬に包まれたコップのようにモノトーンの中にあるそれぞれの質感の微妙な違いに注意を傾けること。
フランスをはじめとしたヨーロッパの農村地帯のように身近な生き物や草花と地続きであることで、自分も自然の一部であることを再確認すること。
一日の終わりにゆっくりと身体を休めて、陽が昇る頃、少し体温が高めな自分に心地良さを感じること。
強い刺激だけを求めるのではなく、それぞれの違いに気が付くことこそ人生を楽しむうえで大切。そう考える人が魅力的に映るのだと思います。
そんな生き方に憧れる人を今に応援してくれる、サラグレースのアイテム2点+αが今回のご紹介です。
Sarah Grace Debut Series SGD AV BOARD
探そうと思うと意外と見つからない落ち着いたデザインのAVボード。それもそのはず、テレビという機器が発明されて一般に使われるようになってまだ100年も経っていません。
それよりも前からあるサイドボードやキャビネットのクラシックな意匠を踏襲しつつ、モダンなリビングでも取り入れやすく考えられているのは今人気なブランドならではです。
透明感を少し残しながらもすべすべなホワイトペイント、クラシックなスタイルらしく上下に張り出した安定感のある佇まい。棚板は取り外し可能で高さのあるものを収納したい時に重宝します(参考までに棚板が付いた状態で高さは約19センチ、そして棚板を外すと約42センチとなります)。そして両側面の開き戸はマグネットではなくローラーのキャッチによるアナログな仕様。
マグネットの「バチッ」という開閉音は意外と味気なく感じるもの。勝手に開かないのはもちろん、扉を開ける時の程よい抵抗感は毎日の使い心地を考える人には嬉しい感触になっています。
LANC D'IVOIRE JOANNA Dinning Table
そしてこちらはサラグレースが取り扱う中でも人気のあるブランディボワールのダイニングテーブル。
フランス人のモニク・フィッシャーさんによって立ち上げられたブランドはBLANC(白)、そしてIVOIRE(アイボリー)の名の通りフレンチクラシックを表現するアイテムが多くありますが、今回のテーブルもそれを良く感じられます。
幅150センチは4人が余裕を感じてお使い頂けるスマートなサイズ。天板の縁から脚部にいたるまで直線は無く、その優雅さを見た目に楽しむ事が出来ます。
グレーカラーの天板は木目の表情が程よく残されており、ペイントのコーティングで使いやすさにも配慮。
脚部には先端の柱頭や、アカンサスと思われる中ほどのレリーフと繊細な装飾が施され品の良い表情を見せています。
こちらは先ほどのAVボードより透明度は減り、石膏のようなドライタッチ、そして受けた光を拡散してくれるようなホワイトペイントです。
Shabby Chic Glass Cabnet
こちらは番外編とはなりますがホワイトペイントのキャビネット。
四方、そして天面までガラスのため採光がとても良いアイテム。壁付けでもディスプレイスペースの真ん中でも活躍してくれます。
セラミックアイテムもよいですが、ガラス小物やグリーンなどを入れても良い雰囲気になりそうです。
そしてユニークな事にこちらは分割が可能な造り。模様替えに応じてキャビネットと抽斗付きのコンソールテーブルとしてもお使い頂けます。
古代ギリシャの柱を模した脚部、モールディングのデザインとクラシカルな雰囲気に良く合うアイテムのため、今回ご紹介させて頂きました。
終わりに
白は「リセット」。カラフルな色の間にあればその色のコントラストをハッキリとさせ、単色であれば何かに取られていた意識をスタート地点に戻してくれるような気付きの色。
生活の中心は家具ではなく「自分」。だからこそ大切な事を忘れたくない人たちに選ばれるのだと思います。
雰囲気が良く、使いやすい家具はやはりそれなりに値が張るもの。ですがリユースであればトライしやすいお値段となりますので、気になる方は是非この機会にご検討下さい。
そしてその魅力を存分に感じて頂けたら、サラグレースさんをはじめ実際の店舗にも足を運んでくださると嬉しく思います。
今の私たちのためにカタチになった家具。軽やかな家具をお探しの方におすすめのアイテムでした。