名作中の名作
一脚の椅子が部屋の空気を変える。
座るたびに心が整い、触れるたびにその造形美にうっとりとしてしまう。
そんな「名作チェア」が、世界にはいくつも存在します。
今回は、時代を超えて愛される椅子たちの魅力を伝えるべく、4脚の名作をご紹介させていただきます。
みんな違ってみんな良い

まずご紹介させていただくのは誰しもが一度は目にしたことのあるこちら。

ミッドセンチュリー期を代表する不朽の名作、ハーマンミラー社の"サイドシェルチェア"です。
デザインを手掛けたのは巨匠チャールズ&レイ・イームズ。
今回入荷したのは、1950年代後半~70年代に製造された「2ndビンテージ」と呼ばれる一脚です。
経年を帯びた風合い。まさにビンテージといった風格のオリーブグリーンカラーのシェルは魅力的な渋みを醸し出しております。

緩やかな美しい曲線の背座一体のフォルムは、眺める角度によって様々な表情を楽しめるデザインです。

背座一体のデザインでもう一脚。
デンマークの建築家アルネ・ヤコブセンの代表作 フリッツ・ハンセン社の"セブンチェア"です。生産され始めてから50年以上が経ち、600万脚を超える販売数を超える正真正銘の名作。

こちらはビーチ材のプライウッドを使用したタイプで、ナチュラルな雰囲気が魅力的となります。個人的に縁から覗くプライウッドが美しく、木材の魅力が一番引き立っているタイプだと思います。
唯一無二のルックスでありながら、空間に馴染みやすく、また、軽量かつスタッキング可能といった機能性も文句なしの一脚です。

北欧デザインつながりでこちらもご紹介させてください。
フィンランドを代表するモダンファニチャーブランド、アルテック社の巨匠アルヴァ・アアルトによる"チェア69"。

細身のフレームによる軽やかさ、そして温もりが伝わるナチュラルラッカー仕上げは、アアルトならではの素材感や心地良さを感じられるデザインとなっております。
究極のシンプルシンプルイズベストな一脚ですね。

最後は脚部のデザインが特徴的なビンテージの一脚。
オランダにおけるプロダクトデザインを代表する"リザルトチェア"です。
フリソ・クラマーとウィム・リートフェルトの2人のデザイナーによって手掛けられたこちら。

折り返しを付け強度を持たせたスチールのフレームをアルファベットの「K」のように組付け、薄くて強度のあるプライウッドのシートを取り付けたインダストリアルさの中にどこか温もりを感じられます。
線と面、直線と曲線が調和したフォルムは単体でも雰囲気がありますが、お部屋にスッと馴染むバランスの良さも備えた名作です。

振り返ってみるとどれも名作たる所以が備わっていながら、それぞれに異なる魅力があることが再確認できました。
みんな違ってみんな良い。
座りごこちも三者三様なので、ぜひ店頭にて目で見てそして体感して比べていただきたいです。











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