特集:ウィットに富んだ、ピート・ヘインのインテリアたち

UPDATE: STAFF:ユキナ
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廃材を巧みに操る魔術師

オランダの世界的家具デザイナー、Piet Hein Eek(ピート・ヘイン・イーク)。 日本では東京・青山のハイセンスなインテリアセレクトショップ、CIBONE(シボネ)にて取扱いがあることでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 自然の中で見つけたスクラップ材木や工業廃棄物などを用いた家具は全て一点もの。 一般的に工業生産されるような量産型の家具とは異なり、素材や手法からコンセプトを決めて製作に取り掛かるという斬新なアプローチも注目される理由のひとつです。 一度は役目を終えたモノたちに再び命を吹き込み、長い時間を掛けて造り上げられた作品は、家具というよりもはやアートピースとも言えるでしょう。

Pick up items

今回、祖師谷大蔵店にそんなピート・ヘインが手掛けたアイテムが5点同時に入荷いたしました。 代表的なスクラップウッドシリーズは今までにも取り扱いがありましたが、照明作品は今回が初めてとなります! 大型家具はとても手が届かないという方にオススメの小型インテリアたち。そのインパクトは、家具にも負けていません。 (ピート・ヘイン・イークの商品一覧はこちらからどうぞ。

ピート・ヘイン・イーク PIET HEIN EEK スクラップウッド トラッシュカン SCRAPWOOD TRASHCAN

ピート・ヘインと言えば、やっぱりコレ。スクラップウッドシリーズの「SCRAPWOOD TRASHCAN(トラッシュカン)」です。 一つとして同じものが無い、古材ならではの傷やペイントロスが深い味わいを感じさせます。 ちょっとした水気にも耐えられるウレタン塗装が施されていますので、ゴミ箱だけでなく鉢カバーとしてもお使い頂けそうです。観葉植物との相性バッチリ!

ピート・ヘイン・イーク PIET HEIN EEK HAND FOLDED LAMP 4 ブラス ペンダントライト

同氏のプロダクトは、素材がとても特徴的ですよね。 木材の他にもアルミやスチールなどの金属、ポリカーボネートなど様々な素材を積極的に取り入れ、それらの持ち味を最大限に活かした作品づくりを大切にしています。 こちらは、パネル状のブラスを折り曲げて成形した「HAND FOLDED LAMP 4(ハンドフォールデッドランプ)」です。 経年により素材特有のサビやくすみなどが生まれ、ビンテージのような風合いに変化していく様をお楽しみ頂けます。

ピート・ヘイン・イーク PIET HEIN EEK コッパーペンダントライト COPPER PENDANT LIGHT

デザイン性の高いハンドフォールデッドランプに対して、よりシンプルな円柱状の「COPPER PENDANT LIGHT(コッパーペンダントライト)」。 コッパーのシェードも同様に経年変化をお楽しみ頂けるアイテムです。 木材と金属の組み合わせはインダストリアルデザインの王道ともいえる素材。これらの照明とスクラップウッドシリーズないし、シンプルな無垢材テーブルが合わないわけがありません! (※照明は2点共に直付けの仕様の為、取付には専門業者による電気工事が必要となります。購入前に必ず専門業者様へご相談の上、ご検討頂きますようお願い致します。)

ピート・ヘイン・イーク PIET HEIN EEK WAXINE OLD テーブルランプ キャンドルランプ

照明とはまたひと味違った「WAXINE OLD(ワクシンオールド)」。シャンデリアに使われていたガラスシェードを再利用し、特注の真鍮製ベースと組み合わせたテーブルランプです。 ベース部分にキャンドルを設置して火を付けるというアナログな仕様が素敵ですね。 そのまま飾るだけでも、ビンテージの佇まいをたっぷりと感じて頂けます。国内での取扱店は今のところ無いようですので、お探しだった方は是非お見逃しなく。

レフ LEFF チューブウッドクロック TUBEWOOD 置時計 ピート・ヘイン・イーク PIET HEIN EEK

最後に、オランダ・アムステルダムの時計ブランド" LEFF(レフ)"の「TUBEWOOD CLOCK(チューブウッドクロック)」です。 時計本体はその名の通り、チューブのような円柱状のフォルムが特徴的。 押し出し成型によって作られた奥行きのある文字盤は、シンプルなデザインに遊び心をプラスしてくれています。 ブロック付きで縦・横どちらも使えますし、時計単体でも小ぶりな置き時計としてお楽しみ頂けます。

最後に

今のサスティナブルという時流にあって高く評価されるのは自然なことですが、廃材を用いた作品を一つの「アート」として昇華させたピート・ヘインデザインの凄さ。 一度は役目を終えたモノの辿ってきた歴史は他の何にも変えられません。 その歴史からこそ感じられる奥深さや心地良さを、使いながらじっくりとご堪能頂ければと思います。
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