DANIEL
chest
和服が洋服へ変わったように、時代と共に変化した家具。
鎖国の終焉により多くの異文化が流れ込んだ当時の日本の家具も例外ではありませんでした。
異文化が混ざり合うことにより新たな文化となる。
本日は日本を代表するトラッド家具メーカー “DANIEL/ダニエル” 、通称『横浜ダニエル』のチェストを紹介させて頂きます。
100年の誇り
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嘉永7年(1854年)、横浜に黒船が来航。
それにより多くの外国人が居留するようになりました。
しかし、畳の生活が当たり前であった日本には西洋人の生活様式に見合った家具や調度品がありませんでした。
そこで、英国人ゴールマンが横浜・元町に欧風家具会社を設立。
鎖国の終焉が「横浜クラシック家具」のきっかけだったのです。
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日本人ならではの職人仕事。
これが家具の品質を大きく向上させることに。
そのクオリティの高さは西洋人をも唸らせる出来栄えだったそう。
横浜で技術を身につけた職人たちは東京に進出します。
その伝統技術と精神を現代にまで受け継いだのが横浜ダニエルでした。
100年先まで安心して使える品質を謳う横浜ダニエルの家具は、その通り長年にわたり様々なシーンで愛され続けてきました。
今回入荷したのはアメリカとヨーロッパの家具の様式を織り交ぜたシリーズ「アーリーアメリカン」のチェスト。
重厚でエレガント。一目見ただけでただモノではないことが分かります。
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広葉樹の女王と呼ばれる樺桜の無垢材をを贅沢に使用している事でも知られる横浜ダニエル。
樹齢200年前後の北海道産の成熟した樺桜が厳選されています。
緻密、堅牢、永い使用にも狂わないことで知られる樺桜材をより安定させるため天然乾燥、人工乾燥、そしてシーズニングという工程を経てようやく加工できる状態になります。
横浜ダニエル独自のこの気長な忍耐の期間があるからこそ100年先まで使い続ける家具が生まれるのです。
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乾燥を終えた樺桜は職人の手により家具へと形を変えます。
ダニエルの職人達はカンナやノミを自分たちの感覚に従い作り直すそう。
まるで身体の一部となった工具と職人の感覚が横浜ダニエルの風格ある家具に仕上げていきます。
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職人の手により組み上げられた家具は最終工程を迎えます。
木地の微細なキズや凹みの有無を調べる木地調整、着色、そして一昼夜放置して馴染ませる目止め。
杢目の美しさを引き出すため、何度も手で拭き取り磨くことで増す深みは木の特性を熟知しているからこそ引き出すことが出来ます。
15もの工程を経てようやく完成。
芸術品のような完成度は職人の技術と時間の結晶とも言えます。
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時代が変われど揺るがない職人の技術と思いは今日まで引き継がれてきました。
これからまた100年、人生と共にある家具が入荷致しました。
実際に使って頂く事で技術の素晴らしさと美しさを存分に感じて頂ける逸品となっております。
永く使える家具をお探しだった方はこの機会をお見逃しなく。
自由が丘店にて展示しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。