DANIEL
PC Writing bureau & Chest of drawers
横浜に定住し12年。なんとも住みやすくて大変気に入っております。
良いのか悪いのか最近はタワーマンション建設予定地も増えているようです。
三崎のマグロにシュウマイ弁当、中華街に米軍基地と魅力たっぷり。人が多すぎず程良く自然も残っておりすごく住み心地の良い街です。
本日ご紹介させて頂く『横浜ダニエル』も、その名の通り横浜発祥の老舗家具ブランドです。
根幹にあるのは職人達の木への理解と愛情
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ペリーの来航をきっかけに横浜にはあらゆる異国の文化が根を下ろしましたが、『洋家具の製造技術』もその一つ。
時代の流れによって、質より量が求められた事により洋家具の製造も衰退していきましたが、ダニエルは質へのこだわりを捨てずに横浜を拠点として、高級洋家具の製造を続けてきた老舗ブランドです。
こちらのチェストとPCビューローに使われている樺桜材は、我が故郷でもある北海道・日高山脈の麓から伐採された樹齢200年前後のもの。
緻密で堅牢な樺桜ですが、特に長い年月を経た国産ものは杢目が美しく、狂いも少ないことから高い評価を得ています。
日本国内における木材家具の7〜8割が外国産の木材を使用して作られている中、国産の材にこだわって作られるダニエルの家具ですが、高級家具と言われる所以は製造工程にもあります。
木材の乾燥から加工前の含水率の調整、家具の各部材への木取り、加工に至るまで全てを自社で行っているそうですが、それも熟練の職人が多数在籍しているダニエルだからこそ出来ること。
加工においては、機械では見分けられない微妙な仕上がりを職人の指と手で確認し、仕上げていくという徹底ぶりです。
塗装にももちろんダニエル独自のこだわりがあり、木肌の研磨から塗装終了まで15もの工程を経て仕上げられているそうな。
『神は細部に宿る』と言いますが、こうして作られるダニエルの家具は一つ一つが芸術品の域に達しており、この言葉をまさに体現していると言えます。
【家具の病院】と称し家具のメンテナンスや修理も行う同社ですが、これは腕利きの職人が常駐しているからこそ出来ること。
ここなら家具を預けられるという安心感にも繋がっています。
素材や製作過程の素晴らしさも然ることながら、使い勝手の良さも魅力の一つです。
パソコンビューローはライフスタイルの変化に合わせ製作された家具。ノートPCを使うことを想定してデザインされており、背面には配線孔、下部の収納にはプリンターを設置できるようスライドテーブルが備わっております。
使い終わったノートPCは畳んでしまう事が可能。
上段の正面の棚板も細かな高さ調節が出来るようになっており、細部にまでとにかくこだわって作られていることが分かります。
チェストも同様すべての抽斗にスライドレールを取り付ける徹底ぶり。
引き出しが擦れた摩擦で木の粉が出る心配もなく、滑りも常に滑らか。重量のあるものも安心して収納できます。
製材から加工までを自社で行い、『100年使える家具』として生み出されるダニエルの家具。
根幹にあるのは職人達の木への理解と愛情。
抽斗の内側にさり気なく打つダニエルの刻印は、その誇りと責任の印だそうです。
横浜ダニエル DANIEL パソコンビューロー A-342P
横浜ダニエル DANIEL チェスト