KASHIWA
K-WINDSOR GRAN LC66 SOFA

日本は豊かな森林資源に恵まれたことで古くから木工家具が盛んに製造されており、福岡県の「大川家具」や北海道の「旭川家具」など日本各地に伝統的に家具作りを行っている地域があります。　

岐阜県高山市もまた家具5大産地の一つ、「飛騨家具」の産地として耳にしたことがあるのではないでしょうか。

優れた木工技術を持つ木工職人「飛騨の匠」は今からおよそ1300年前の平安時代、京都の平安京に宮殿や寺院を建立するべく、遠く離れた飛騨の地より招かれた程とされています。

本日はそんな飛騨の伝統と技術が受け継がれたソファが入荷いたしましたのでご紹介いたします。

伝統の先にある豊かさ

数々のメーカーが軒を連ねる飛騨の地で家具作りをする「柏木工」は、1943年の創業から80年以上にわたって木工家具を手掛けてきた老舗家具メーカー。

戦後になり西洋化した中でも変わらない、日本人の心に根差した生活様式に寄り添う家具を提供し「豊かな暮らし」の創造を目指す柏木工。

豊かな自然に囲まれた飛騨から環境と共存し、伝統と匠の誇りをつないだ「飛騨デザイン」をテーマに家具づくりを行っています。

こちらは同社のノウハウが凝縮された「ケイ ウィンザー K-WINDSOR」シリーズの「グランソファ GRAN LC66」。

イギリスのウィンザー地方で17世紀に生まれ、多くのバリエーションと共に愛されてきたウィンザースタイルと、柏木工が培ってきた技術が融合した「K-WINDSOR」は、木本来の温かみを活かした伝統的なスタイルをラインナップです。

柏木工は元々木工挽き物を専門としており、創業間もない頃よりろくろ加工による装飾や曲木技術を駆使したチェアを製造・販売してきました。

同社が長年向き合ってきたウィンザースタイルが織り込まれたグランソファ、包み込むように絶妙なカーブを描くスポークバックが軽やかな風合いで、座面から上下に向かって放射状に広がるシルエットが美しい一台です。

柏木工が手掛けてきたウィンザーチェアへの造詣を活かしながら、彫刻や挽物装飾を排したシンプルなデザインからは緻密で確かな匠の技が見て取れます。

「ケイ ウィンザー K-WINDSOR」シリーズは厳選された良質なオーク材を用いており、一つとして同じもののない無垢材をそれぞれの状態に合わせて職人の手で乾燥、加工しています。

オーク材特有の力強い木目がたっぷりと広がるアームやレッグ、特にしなやかな造形の笠木からは鳥居のような日本らしさも感じられます。

また、そのフレームに赤いファブリックのクッションが合わせられることで、ナチュラルな風合いのあるインテリア空間を演出してくれます。

スポークバックやスッキリとした造りのレッグによって風通しが良く、圧迫感を抑えたスタイルに。　　

座面の高さは約39cmと低めになっており、コンパクトなサイズ感ながら脚を伸ばしてゆったりと座ることができるようになっています

柏木工の目指す自然と共存した豊かな暮らしを実現する「ケイ ウィンザー K-WINDSOR」シリーズ、「グランソファ GRAN LC66」。

匠の技と伝統を秘めたシンプルで明るいデザインは、ナチュラルスタイルやレトロな北欧テイストのお部屋にもマッチすること間違いなし。

しっかりとした造りと洗練された造形でモダンな装いに生まれ変わった一脚、ぜひこの機会にお求め下さい。