松本民芸家具

バタフライ卓 M型 楕円 ＆ キャプテンチェア #91型 ミズメザクラ

インプションで働くようになり、家具に使われる木材にもたくさんの種類がある事を知りました。今回は自分の勉強も兼ねて「ミズメザクラ」のお話を少々。 実はこのミズメザクラ、桜の仲間ではないのです！実際はカバの仲間であり、別名でアズサ（梓）、ヨグソミネバリ （夜糞峰榛）！？！？と呼ばれています。 変な別名はあっても丈夫で狂いの少ない、家具にはうってつけの材なのです。古くはその丈夫さを活かして弓にも使用されていたのだとか。 今回はそんなヨグソミネバリ （夜糞峰榛）ことミズメザクラが贅沢に使われた民芸家具のご紹介です。 >>この商品の詳細を確認する 古くから品質の高い民芸家具の製作を続ける松本民芸。 色、脚の形や全体の雰囲気から一目で『松本民芸家具』だと分からせてしまうのだからお見事ですね。 上品な赤みがかった茶色は経年によって深みを更に増し、職人による丁寧な作り込みとその堅牢さは言うまでもありません。 深まる魅力を感じながらこれからも長くお使い頂ける品々です。 まずはバタフライ卓からのご紹介。 一生ものの家具として人気の高いM型のバタフライ卓ですが、こちらは天板が楕円型のタイプ。天板が長方形のものより圧迫感が無く、縁は丁寧なR加工が施されています。 装飾的な脚部とは対照的に、ミズメザクラの美しい木目を存分に楽しんで頂けるシンプルな天板となっております。 広げたり折り畳んだりして天板の広さを変えられるバタフライテーブルは、急な来客やライフスタイルの変化にも対応できる便利な家具ですね！ 両側を折り畳めば1～2人用、片側だけ折り畳めば2～3人、両側を広げて使えば～4人までと、家族の人数が増えても対応可能な正に一生もの。 片側だけ折り畳んで使う場合は写真の様に壁にくっ付けてしまえばかなりスペースの節約になりますね！ 個人的に両側を折り畳んだ姿がワンちゃんのようで可愛らしくてとても好きです。 英国家具の製作指導を受けていた時期もある松本民芸。装飾的でクラシカルな脚部からは確かに英国ビンテージのような雰囲気が感じられます。 脚を閉じた時には下部に施された凹みが確りと噛み合わさります。脚を開いても閉じても美しく見える様、考え抜かれ作られた構造です。 天板裏には職人の刻印が！正真正銘、このテーブルを最初から最後まで作った職人の刻印です。 手間暇掛けて一切の妥協をせず、全力で作り上げた家具に刻印をして送り出したこの職人さんはどんな気持ちだったのでしょうか。想像せずにはいられません……。 こちらはキャプテンチェアと呼ばれる人気のアームチェア。バタフライテーブル同様松本民芸らしさの散りばめられた一点となっております。座面から覗くミズメザクラの木目が何とも見事ですね。 こちらも勿論刻印有り！です！ いかがだったでしょうか？不動の人気を誇る唯一無二の民芸家具です。職人の刻印がお約束するその品質の高さを是非感じてみて下さい。

松本民芸家具 バタフライ卓 M型 楕円ミズメザクラ 刻印有り ●

松本民芸家具 キャプテンチェア アームチェア ♯91型ミズメザクラ 刻印有り ●