松本民芸家具
521L型 Armchair
華美な装飾が主流となった時代に、失われかけた日本の手仕事。
その価値を見つめ直し、実用の中に美を見出した家具メーカーが、松本民芸家具です。
昭和19年、長野県松本市にて創業以来、民藝の精神を家具づくりに落とし込み、今日まで受け継いできました。
暮らしの中で完成する民藝

戦争と終戦後の混乱により、和家具の生産が困難となった時代。
創始者・池田三四郎は、これからの暮らしに必要とされる洋家具の製作によって復興を目指しました。
和家具職人たちと共に試行錯誤を重ねたその歩みが、松本民芸家具の礎となっています。

今回ご紹介するのは、同メーカーらしさが前面に出た「521L型 アームチェア」。
民藝家具らしい温もりを感じさせながらも、軽やかで洗練された佇まいが魅力です。
過度な装飾を排したデザインは、空間や時代を選ばず馴染みます。

フレームには、松本民芸家具の主材である国産ミズメザクラ無垢材を使用。
非常に硬く加工の難しい木材ですが、虎の紋様のような美しい杢目と高い耐久性を備えています。
使い込むほどに飴色の艶へと変化し、経年美化を楽しめる素材です。


座面には「ラッシ編み」の技法を採用。
素材には、松本民芸家具が独自に栽培する希少な植物「フトイ(太藺)」が使われています。
しなやかで通気性が良く、見た目の美しさと快適な座り心地を両立したデザインですね。

521L型 アームチェアは、日常使いはもちろん、古民家カフェなどの店舗空間にもよく映えます。
庶民の生活に根ざした実用性と、素朴な美しさを尊ぶ民藝の思想。
時間と共に育ち、使い手の暮らしに寄り添う、松本民芸家具らしい一脚です。











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