松本民芸家具
33A型ライティングビューロー
西洋の家具と日本の家具。サイズやデザインなど様々な違いはありますが、面白い事に和家具は用途を絞った単一機能なのに対し、洋家具には副次的な機能を備えたものが多数ございます。座面を持ち上げると収納スペースになっているチェアや、使う人数によって伸縮できるエクステンションテーブルなどは日本には文化としてありませんでした。
今回はライティングビューローのご紹介ですが、こちらは複合機能を備えた洋家具の最たる例ではないでしょうか。
“機能美”の体現
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日本家屋は客間、床の間、炊事場と、部屋自体にハッキリと役割があり、それぞれの部屋での作業に合う家具があれば十分という考え方のもと、シンプルな機能性のものが用いられてきたという説があるようです。日本人は忍者屋敷にイメージされるようなカラクリが好きそうな印象ですが、家具に於いては変形機能は重視されなかったというのは意外な驚きがあります。
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さて、ライティングビューローと呼ばれる家具。すごく簡単に言ってしまえば机とタンスが合体したものです。限られたスペースを有効に活用するというグッドアイデア賞有力候補なアイテムですが、それならばなおのこと狭い住環境の日本でこそ生まれ得たのでは?と気になってしまいます。
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左右に気になるツマミがありますね…ちょっと引っ張ってみると木のレールがせり出してきました。なにかのキャラクターみたいでなんだか可愛いですが、当然まだ途中です。(使わない時はしまっておいて下さいね!)
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ここで上の傾斜になっている部分を開くと、デスクとしてお使い頂けるフラットな天板が現れます。さらに小物も入れておける小引き出しも嬉しいですね。その名の通り物書きに使っても良いですし、ドレッサーとしてお化粧道具をしまっておくのも良さそうです。
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美しい調度品や名のある作家によるものではなく、庶民が日々の生活のために使うありふれた物にこそ本質的な美しさが宿っているという『用の美』という考え方に基づき、現在も製造を続けている“松本民芸家具”。伝統的なミズメザクラを用いた洋風家具は、もはや松本民芸のお家芸と言えます。
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どっしりとしたフォルムですので、写真では大きく見えるかもしれませんが、実物は成人男性のおへその高さぐらいのこじんまりとしたサイズ。広くスペースを使いたくない、という方にはこうした複合機能を備えた家具が断然オススメです。
家族何代にも渡って使い、伝えていける松本民芸の家具は入荷の度に即完売も珍しくない人気アイテム。お早めにお問合せ下さい!