日田工芸 - Charles Cup Board
UK Vintage - Extension Dining Table

新品、まっさら。購入したての物は確かに心を高ぶらせ、神経質になりながら取り扱ったり、少し傷が付くとそこがものすごく気になりだしたり…。

しかし、完全な新品の綺麗すぎる状態が妙に気持ち悪かったりするケースもあります。個人的には新品のTシャツがもの凄くパキッとし過ぎていて気持ち悪く、特に予定の無い日の部屋着にしたり、数が多いと一度まとめて洗濯機に入れるなどして、少しくたっとさせる事によって綿の素材感が出て落ち着いた雰囲気が出てくれます。

使用感によって生み出される風合いも非常に重要なポイントです。

ビンテージアイテムが生み出す落ち着いた空間

まず紹介させて頂くのは1970年代に伊勢丹など多くの百貨店で販売されていた高級家具ブランド" 日田工芸 "。現在では廃業しておりますが、質の高い木材と職人の技が光る家具の数々は今でも高い人気を誇ります。

そんな同社から販売されていたシャルルシリーズのカップボード。今では伐採が厳しく制限されている希少なミャンマーチークを使用。人工的に栽培されている現在のチーク材とは異なり、過酷な自然環境で育ったミャンマーチークは詰まった杢目と赤みがかった美しい色合いが特徴です。

そして3枚のガラス扉収納、3杯の抽斗収納、3枚の木製扉収納と見せる収納と隠す収納の使い分けが可能。美しく削り出されたガラス扉の格子、指への引っ掛かりの良い扉や抽斗の取手は職人の技が光っています。

扉収納内の棚板はダボによって高さ調整が可能な為、収納するアイテムに合わせて広さの変更が可能。ダボはネジ式となっている為、勝手に抜け落ちる心配もありません。扉もマグネットでしっかりと閉じるので、勝手に開いてしまう事も無く安心してご利用いただけます。

そしてもう一つはUKビンテージのダイニングテーブル。

UKビンテージらしい落ち着きと華やかさを感じるアイテム。オーク材を使用しており、高い強度と力強い杢目が魅力的です。

天板はアーガイル柄に寄木細工が施された非常に凝った造り。お部屋に馴染みやすいダークブラウンカラーでありながら個性が光るルックスに。バルボスレッグの丸みを帯びたフォルムと直線が際立った天板が互いを引き立て合い、非常にメリハリが効いた美しい見た目にまとめられています。

そしてこのテーブルは伸長式で天板の広さが調整可能。149cm、198.5cm、248cmの3段階のサイズが選べ、使用人数に応じて楽に調整してご利用いただけます。伸長天板もアーガイル柄となっており、非常に拘りを持って作られているのが伺えます。

4～8人程で広々とご利用頂けるサイズ感。来客や作業に応じた幅広い用途でご利用方法頂けます。

そしてこの二つに共通しているのは使用と経年によって表れている木材の風合い。ビンテージ風の様なわざとらしさを感じず、完全な新品のアイテムでは決して見る事の出来ない表情は空間に落ち着いた雰囲気や、気を遣わせないリラックス感を与えます。

家に帰ったら待っているホッとする空間。そういうお部屋を作りたい方、ビンテージアイテムをお部屋に取り入れるのはいかがでしょうか？