日田工芸 マキシム maxim ビンテージ チーク材 カップボード ~最高の材と技…美しき日田の家具~

UPDATE: STAFF:桃太
日田工芸 マキシム maxim ビンテージ チーク材 カップボード ~最高の材と技…美しき日田の家具~

日田工芸 マキシム maxim ビンテージ チーク材 カップボード ~最高の材と技…美しき日田の家具~

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Hita craft Teak wood cupboard

2006年におよそ50年の歴史に幕を閉じた、国産家具メーカー日田工芸。 あれだけの素晴らしい家具を作っていたにも関わらず、無くなってしまったというのはとても寂しい気持ちになります。 バブル崩壊、主力としていたチーク材の高騰やマーケティング等々の問題があったと推察しますが、情報が少なくハッキリした事は分かりません。 ただ、確かなのは日田の家具は良いってことです。

最高の材と技…美しき日田の家具

>>この商品の詳細を確認する 当時、ほとんどの百貨店の高級家具売り場に北欧家具等と並び販売されていた日田工芸の家具。 目のつまった上質なチークを使用した製品は、当時の富裕層にさぞ人気があった事でしょう。 今回入荷したカップボードを見て頂ければ分かります。このきめ細やかな木の質感。 チーク材と一口に行っても、フィリピンやインド産の安価な物からミャンマー産の上質な物まで幅広く存在しますが、日田工芸の家具にはこの最高級ミャンマー産チークを使用した製品が多く存在するそうです。 話は少し飛びますが、数々のアワードを受賞し、技術・デザイン共にトップクラスと云われる『家具工房KOMA』の松岡社長は、この日田工芸で修行したそうです。 最近TVでKOMAの椅子が紹介されていましたが、日本版ハンス・J・ウェグナーの作品という感じがしました。 似ているとかではなく、デザインの発想だったり美しさだったり。 ご本人もブログで日田工芸で培った技を『最高の技術』とおっしゃっていました。 なんか泣けるので皆様にもこのブログを見てほしい。 何を言いたいかと言うと、日田の家具は最高の材と最高の技でもって造られていたということです。 丁寧に削られた美しいアールを描くドアのフレームや、使いやすさを考慮したフルオープンタイプの蝶番。 丈夫なネジ式の棚板の受けダボ等、一見シンプルでありながら、使う人の事やデザインへの配慮が様々な場所から見てとれます。 材と技術が釣り合ってるからこそ生まれる、特有の美しさ。 それは、仕事に誇りを持って向き合っていた職人たちがいたからこそ作り上げられたものでしょう。 ちなみに、上段の背は鏡張り。 飾り棚のような造りですが、照明は付いていませんので、あくまで収納ということでしょうか。 ただ、ダボの高さは細かく調整可能ですので、上段は見せる収納として様々な物をディスプレイできます。 下段は見えない収納になっているので、生活感の出やすい雑多な物をしまっておくのにピッタリ。 熟練の技と選び抜かれた素材でものづくりをしていた、日本の誇りあるブランド日田工芸。 北欧スタイル家具流行の煽りを受け、ますます需要が高まっています。 お世辞にもネームバリューがあるとは言えないけど、廃業後も人気が衰えぬ理由はその品質の高さ故でしょう。

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