日本楽器社 製造 山葉 YAMAHA
スタッキング シェルフ
あれも、これも、多分、きっとヤマハ。
あらゆるところで「ヤマハ」を目にしてきたのではないでしょうか。
そんなヤマハの技術が垣間見られるスタッキングシェルフです。
メイド イン ヤマハ
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「日本楽器製造株式会社」
「ヤマハ株式会社」の前身の会社で、創業者山葉寅楠が静岡県浜松市で1台の壊れたオルガンの修理をきっかけにして創業を開始しました。
寅楠氏は、幼い頃より西洋の科学技術に親しんでおり、大阪で当時普及の兆しを見せていた時計に目をつけ、時計づくりとともにビジネスを学びました。
やがて医療機器の修理も手がけ始め、さらにその技術力をかわれて、浜松尋常小学校からオルガンの修理を依頼されるまでに至りました。
この時の修理の際に、オルガン内部を自身で模写して作った設計図で試作品を完成させました。
そこから楽器製造が始まるのですが、オルガンの調律を酷評されてしまいます。
そこでめげない寅楠氏。音楽の理論と調律を一から学び、音叉(調律用のU字形の鋼棒)を片手に、悪戦苦闘を繰り返しながらついにオルガンを完成させました。
そういった経緯もあり、音叉マークとヤマハロゴタイプを組み合わせた「ヤマハロゴ」がヤマハブランドを象徴するシンボルとなっています。
画像では分かりづらいですが、YAMAHAの上の三角っぽいのが音叉マークになっています。
ものづくりにかける情熱が凄いです。
そんな日本楽器が手掛けたスタッキングシェルフですから、一味違います。
なんと、一段一段取り外し可能になっています。
はめ込み式になっており、さらに金具のストッパーが付いています。
レトロな金具がまた良い味を出しています。
合わせ目の形も洒落ています。
横板に連続して波打つデザインがアクセントになっています。
横から見ても楽しめますね。
楢材を使用しており、堅牢かつ丁寧な造りになっています。
繊細かつ強靭であることが求められる、楽器づくりの木工技術を駆使して制作されました。
昭和初期頃に制作され、大変希少価値の高いものとなっています。
年月が経ち深みが増した色味や杢目が、飾るものにも同じ空気感をまとわせてくれます。
分割して使用もでき、ディスプレイが楽しめるスタッキングシェルフだと思います。