HIROMATSU
FREX Settee 126
背もたれ付きの長椅子を意味するセティ。
一見ベンチのような、ソファの様な見た目の家具です。
どっち付かずですが、かえってそいうアイテムの方が使いかたを限定しないので重宝する事もあります。
皆さんはセティをご存知でしたか?
ベンチとしてもソファとしても
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日本有数の家具の産地として知られる福岡県の大川市に拠点を構える1950年創業の「広松木工」。
使い手によって深められる経年変化の味わいを信じて、自分たちが本当に美しいと感じる家具やスタイルを追求している木工家具メーカーです。
暮らしの中に溶け込み、手に馴染む道具としての「家族の家具」、そして暮らしの道具となって、「家族の風景」「家族の一員」になるような家具作りを目指しています。
こちらは上質な無垢材を使用したシンプルで直線的なデザインが特徴の「FREX フレックス」シリーズのセティです。
あまり聞き慣れない’’セティ’’ですが背もたれのついたソファとベンチの中間の様な家具の事を言います。
17世紀のヨーロッパで生まれ、主に応接室や客間などで使われていました。
そしてこのセティのクッション性をどんどん高めていったのがソファと云われています。いわばソファの原型となった家具ともいえます。
現行ではオーク、ウォールナット、チェリー材で展開されていますが、今回入荷したのは力強い木肌が印象的なオーク材。
背もたれの中央に配された2本のラインは強度を増すだけでなく、座った人のスペースを意識させる意味も兼ねているのだそう。
幅は126cmと大人3人で腰掛けられるサイズ。単体としてのご使用はもちろん、ダイニングテーブルなどに合わせてのご活用もおススメです。
また、座面は広松木工オリジナルの色で染め、ストーンウォッシュ風の加工が施された帆布生地のカバーリング仕様。
帆布独特の色合いと自然な風合いがシンプルな椅子に個性を与えてくれます。
洗濯機での丸洗いが可能なので、汚れなども気兼ねなくガシガシ使えるのは嬉しいポイントです。
さらに、カバーを取ると清潔感のある白いPVCレザーが顔をのぞかせます。
何でも、広松木工には’’WHITE FUSION’’という白を背景に美しく存在する家具造りを指標としているんだとか。
どんな色とも相性の良い白のカラーリング。カバーを外した状態でも幅広いインテリアコーディネートを楽しむことが出来ますね。
もしかするとセティを初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。
実は自分も初めてでした。家具の歴史の奥深さを実感します。
現在ではベンチやソファが主流かもしれませんが、軽くて持ち運べるセティはその良いとこどり。
十分主役として活躍してくれるポテンシャルを持った1台です。