山下清 長岡の花火 リトグラフ 箱付き 202/300 額装品 ~放浪画家が見た長岡の花火~

UPDATE: STAFF:おが茶
山下清 長岡の花火 リトグラフ 箱付き 202/300 額装品  ~放浪画家が見た長岡の花火~

山下清 長岡の花火 リトグラフ 箱付き 202/300 額装品 ~放浪画家が見た長岡の花火~

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山下 清 長岡の花火 リトグラフ

全く困ったもので、もう少し春めいてくると悪い虫が騒ぎ出します。ポカポカ陽気で特に桜なんかが咲いて外に出た時に、ふわっと春の甘い香りがしたら、もうダメです。 「・・・・・どっか行きてぇ。」 普段の生活や仕事をないがしろにするわけではないのですが、寒さから解放される春の季節はとりわけどこかに行きたくなってしまいます。出来れば期間や目的を定めず、フラフラと知らないどこかに行ってみたい。今は仕事もあり長期の旅行に出られないのですが、若い頃は北海道を出発地点とし、沖縄まで放浪の旅をしたものでした。 そして今回は放浪の大先輩、「裸の大将」で知られる山下清の「長岡の花火」 リトグラフのご紹介です。ドラマ・「裸の大将放浪記」は幼いころから何となく見ていた番組でありました。蘆屋雁之助が演じた山下清は幼心に変なおじさんだなと思っておりましたが、その一方、なんだかとても自由そうでいいな。とも思いました。 自由を愛し、放浪を愛し、花火を愛した画家の名作・「長岡の花火」 リトグラフです。

放浪画家が見た長岡の花火

>>この商品の詳細を確認する 放浪の画家、ちぎり絵の画家として知られる山下清。彼は数々の名作を生み出しましたが、その中でも今回ご紹介致します「長岡の花火」は彼の代表作と言ってもいいでしょう。300部限定で刷られたエディションナンバー付きのリトグラフ。額装が施され、外箱付きの美品での入荷です。山下清氏の実弟である山下辰造氏の監修のもと、 貼り絵の風合いを見事に再現させた版画作品。落款は辰造氏の認定印として山下清が生存時に使用していたものが押されています。 >>この商品の詳細を確認する 山下清が描いた、長岡まつり(ながおかまつり)は毎年8月1日から3日にかけ、長岡市内各地で行われます。内容は大きく分けて前夜祭・昼行事・大花火大会で、日本三大花火大会の一つだそうです。少し距離をとって眺めてみてもこの作品の鮮やかさと花火大会の躍動感が伝わってきますね。 >>この商品の詳細を確認する 赤・青・黄色と打ち上げられる花火。ちぎり絵は色の付いた紙をちぎりまたは切り取り、貼り付けていく技法です。絵具のように色を薄めたり、色を混ぜたり出来ない分、どの部分をどのくらいの大きさで貼るか、どのくらいの間隔で貼っていくかなど、色に制限があるため難しい部分もありますが、ちぎり絵特有の紙のちぎれた部分の質感が作品に温かみを与えてくれています。 >>この商品の詳細を確認する 見どころは打ち上げられた花火だけではありません。水面に映ったゆらゆらとした花火、集まった人々。水面に映った花火は水面に反射したゆらゆらとした情景を巧みに表現していますし、集まった人々も可愛らしく描かれています。座って花火を見ている人、立ち上がっている人、となりの人をおしゃべりをしている人、花火を見ないで後ろ向いている人など、集まった人々が思い思いに花火大会を楽しんでいる様子が見事で、この作品を見ていると自分の地元の楽しかった花火大会を思い出してしまいます。 >>この商品の詳細を確認する ポスターなどのツルッとした質感では無く、この「長岡の花火」はちぎり絵ならではの立体感を上手く再現できているリトグラフ作品だと思います。 人一倍、花火に愛着があったという山下清。北海道から沖縄まで良質な花火を求めて旅をする花火愛好家は各地にいるのですが、日本で最初の人物は恐らく彼だと思われます。放浪の旅は最初は行く当てなど無く、何となくコッチの方向に行ってみようかな。などとフラフラしているものですが、フラフラとしているうちに、ふとしたきっかけや出会いによって目的が生まれることもあります。好きなことを時間や制限など気にせず、思いっきり自分のやりたい事を出来るのは羨ましい限りです。好きな事を突き詰めた山下清の作品は圧倒的な迫力とザラザラ・ゴツゴツとした人間らしい力強さを感じます。

山下清 長岡の花火 リトグラフ 箱付き 202/300 額装品 ~放浪画家が見た長岡の花火~

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