TENDO Pelican 3P Sofa

1940年、山形県天童市に創立した老舗インテリアメーカー・天童木工の作る家具は、柔らかくフィットする木のカーブが楽しく、しなやかな強さが日本で暮らす人々の生活を支えてくれるものばかり。 長く生活を共にする家具を、天童木工で揃えたいという方も少なくないと思います。バタフライスツールにしてもローチェアにしても、なんだか愛嬌がありますよね。 本日は、そんな天童木工の家具の中でも特に愛着の湧くソファをご紹介いたします！

3羽のペリカン

>>この商品の詳細を確認する 本日ご紹介するのは、ペリカン Pelican 3人掛けソファ。昨日ご紹介したスワンチェアもそうですが、動物の名称を付けられるともうそれにしか見えないのが不思議です。 デザインを手掛けたのは、ヘロンシリーズのロッキングチェアで知られる菅沢光政氏。 天童木工の開発部長を務め、建築家・デザイナーの仕事を技術面からサポートしながら自らも家具をデザインしていた同氏が、1969年に発表した名品です。 このブログを書くにあたって改めてペリカンの写真を調べてみたのですが、横から見た時の再現性が凄まじい！ 正面から見たアームは確かに広げた羽根のように見えますが、横から見るとペリカンのあの長いくちばしと独特な袋部分に見えませんか？ しかし突飛さだけで終わらないのがペリカンソファのすごいところ。なんとフレームは世界三大銘木と言われるチーク材が使われています。 飴色に輝くフレームは必要最低限に抑えられたデザイン。天童木工の巧みな成型合板技術も随所に光ります。 細かい木片を挟み込んで1つの形状に成型する「コマ入れ成形」と言われる技法が使われ、衝撃を吸収するため華奢に見えても強度は抜群。 プライウッドの側面は見た目が可愛いので個人的に好きなのですが、頑丈さにも繋がっているのか…と思うとなんだかお得な気分になります。 ファブリックは少し茶色がかったグレーカラー。これも野生のペリカンの羽根っぽい色味です。 淡く品の良いファブリックなので、客間やオフィスにも自然に馴染むと思います。 クッションは取り外し可能なウレタン製で安定感のある座り心地。お掃除も楽に行えます。 そしてこちらのペリカンソファ、セパレートタイプとなっているため、1Ｐ・2Ｐ・3Ｐの3パターンでのご使用が可能なんです！ アーム付きの2つを繋げて2人掛けソファとして、アームなし1Ｐをラウンジチェアとしてなどなど、使い方は無限大。用途や環境の変化にも対応してくれます。 また天童木工の家具の良さと言えば軽量なところ。3人掛けソファを1人で動かすのはなかなか難しいですが、こちらは分けられるうえに1Ｐだとかなり軽く、どなたでも楽に移動できます。 大型のソファを買うのに、レイアウト変更の難しさやその大きさがネックになってしまうという方に本当におすすめのソファです。 本日ご紹介したのは、天童木工よりペリカンソファでした！ ゆったり大きなペリカンを3羽迎え入れるような気持ちになれる3Pソファ。 ユニークな見た目と天童木工の技術力を両方堪能できる贅沢なアイテムです。是非この機会にご検討下さいませ！