天童木工 Tendo バタフライスツール ローズウッド クッション 元箱付 柳宗理 MoMA ジャパニーズモダン ~手遊びから生まれた揺蕩うような存在感~

UPDATE: STAFF:トキヨ
天童木工 Tendo バタフライスツール ローズウッド クッション 元箱付 柳宗理 MoMA ジャパニーズモダン ~手遊びから生まれた揺蕩うような存在感~

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Tendo

Butterfly Stool

先日もご紹介させて頂きました日本で初めて成型合板技術を確立した家具メーカー " 天童木工 Tendo " からジャパニーズモダンを象徴する一脚 " バタフライスツール Butterfly Stool " を今回ご紹介させて頂きます。
アメリカの伝説的なデザイナー ” チャールズ・イームズ Charles Eames ” が生んだこの成型合板技術。
50年代当時の日本ではほとんど知られていなかった技術です。
技術とデザインの出会いはデザイナー " 柳宗理 Sori Yanagi " の手遊びから始まりました。


手遊びから生まれた揺蕩うような存在感

先日にご紹介しました天童木工 / アントラーチェアのデザインスタジオである " 坂倉準三建築研究所 " にも所属していた柳宗理。
柳宗理もル・コルビジェの存在を知りデザインに関心を持った一人のデザイナーです。
後年、文化功労者として顕彰される他、数々の名誉ある賞の受賞歴がございますが、今回は割愛させて頂きます。
まさに柳宗理が世界的に認知されたのはこのバタフライスツールの発表からです。

紙を切ったり曲げたり折ったりを繰り返し、発想を経る為の手遊びからバタフライスツールの原型を椅子に出来るのではという考えが生まれました。
成型合板というまだ定着していない技術への着手もあり、長い研究期間を経て3年の歳月で完成した1脚がこちらです。
ブログを発信する身としては言葉を紡がなければならないのですが、明瞭明快に「美しい」という感覚が、記事を読まれている方にも伝わっていると思います。


曲線のみで構成された流麗なフォルム。
コーディネートにおいての主張性は揺蕩う蝶のように軽快であります。
飾るも良し、座るも良し、その上に小さく軽量ですので、どこにでも飛んでいけるスツールです。


オブジェのようなデザインのユニークさに、実用性を兼ね備えたこのスタイルは柳宗理の最も特徴的な一面。
当時は美を追求した工業デザインはほとんどなく、柳宗理はその道を開拓するように美しく且つ実用的という作品を数多く生み出してきました。
合板に曲げを加えることで強度が増すので、弾性を持つ柔らかな座り心地でありながらも剛柔を兼ね備えた一脚です。


第11回ミラノ・トリエンナーレ「国際インダストリアル・デザイン」部門で金賞を受賞し、ネーミングと共に華麗な経歴を持つ一品。
先日も天童木工の紹介記事で記載しましたが、デザインを生み出す為の技術を確立しながら行われる作品作りの素晴らしさが今回も伺えます。
バタフライスツールはコントラクトユースからホームユースまで幅広く活躍します。
そして見ての通りの革新的なデザインでインテリアに新たな創造性を与えるべく存在です。
ニューヨーク近代美術館やパリのルーブル美術館でもコレクションされている歴史ある一脚です。


天童木工 Tendo バタフライスツール ローズウッド クッション 元箱付 柳宗理 MoMA ジャパニーズモダン ~手遊びから生まれた揺蕩うような存在感~

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