TENDO
Vintage desk

1940年、将棋の駒造りで有名な山形県の天童市に創業した「天童木工｜TENDO」。
日本で初めて成形合板の技術を用いて家具を製作したことでもその名を知られています。
設立から70余年、皇室を始め、政府機関や公共施設、帝国ホテルなどの一流ホテルに家具を納入してきた実績を持ち、デザイン賞の受賞や美術館への収蔵も多く、高い技術が評価を得ている老舗の家具メーカーです。

温かみ感じられるビンテージデスク

今回はそんな同ブランドのビンテージアイテム"片袖デスク"が入荷いたしました。
現在製造されていないチーク材の柾目を使用した一台です。

チーク材を使用し、特有の杢目と上品な色味の美しさがまじまじと伝わってきます。
ただ作業しているだけでも様になりそうな存在感ですね。

直線的なルックスでありながらも、各部位の縁は丸みを持たせたデザイン。

パッと見たらシャープでデスクらしさがありながらも、よく見ると北欧家具のような温かみを感じられる佇まいです。

ジャパンミッドセンチュリーと北欧家具、両方からの影響を感じられ一品だと思います。

北欧家具らしさは、抽斗からも伝わってきます。
宙に浮いたような場所に設置されており、天板下と抽斗上部に空間を設けることで、抽斗の天板部も収納スペースとしてお使いいただくことが可能です。

このデザインによって機能としてだけでなく、抽斗がまるで浮遊しているようなルックスに仕上がり軽快な印象を覚えます。

ハンドルもレトロな可愛らしさが...。

3杯の抽斗も収納力は申し分なしです。

深さのある最下段には間仕切りが一枚付属し、冊子などを整理して収納できます。

余計な装飾を無くし、木材の温かみをフォルムの美しさを強調させたシンプルなデザイン。
ジャパンビンテージとはなりますが、北欧スタイルは勿論、周りの木製家具やフローリングとも良く馴染みます。

しっかりとした作りと整ったデザインの中にも、軽さや遊び心を感じる天童のデスク。

お部屋で活躍するのは勿論、オフィスや店舗で什器としてお使い頂くのもお勧めです。
日本が誇る上質な作りと秀逸なデザインの逸品となります。