天童木工 tendo
ラウンドダイニングセット
皆様は、「ソシオペタル」「ソシオフーガル」を知っていますでしょうか?
これは空間デザインに関する用語で、コミュニケーショをとる際の居心地の良さを分ける空間を指す言葉だそうです。
「ソシオペタル」=コミュニケーションを促進する空間。
「ソシオフーガル」=コミュニケーションを抑制する空間。
これは空間に限った話ではなく、家具にも当てはまりますね。
例えば、初めてのデートの時。
気になるあの子とおしぇれなカフェに行って、スクエア型のテーブルで向かい合って座ったとしましょう。
正面には気になるあの子が座っていて、顔を上げればすぐに目が合う。なんだか緊張しませんか?
でもこれがラウンド型のテーブルだったらどうでしょう?
お互いの視線が気にならない角度に座ればちょっとは緊張せずにすみますよね。
勿論お互いの関係性によって変わってくるものですが、このように視線をずらしたり距離感を調整することでコミュニケーションは円滑にいくんだそうです。
前置きが少し長くなってしましました。
本日ご紹介するのは、コミュニケーションを円滑にしてくれそうなダイニングセットです!
是非、最後までお付き合いくださいませ。
ダイニングから始める居心地の良い空間づくりに。
>>この商品の詳細を確認する
今回ご紹介するのは、山形県天童市に本社を構える日本を代表する家具メーカー“天童木工 / TENDO ”のダイニングセット!
一般的に見かけるダイニングセットって、テーブルが1台と椅子が4脚で合計5個の家具。みたいなイメージじゃないですか?
しかしこちらのダイニングセット、ぱっと見では1台の家具に見えるユニークなデザイン。
日本でなかなか見かけない造りをしたダイニングセットです。
デンマークを代表するデザイナーである"Hans Olsen / ハンス オルセン"のDinette(ディネッテ)ダイニングセットを彷彿とさせるデザイン。
チェアの背が一体となるようにラウンドテーブルの幕板に切り欠きが施されたています。
テーブルに椅子を収納するという画期的なデザイン!チェアを収納することによってすっきりコンパクトに!
コンパクトにまとめる事で、より一層お部屋を広々使え、日本の住環境に合ったデザインですね。
ラウンドチェアは不特定多数の人数で合わせやすいのがメリットですが、こちらは4人用に設計された物。
「それってメリットを消してるんじゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。
大人数で使えるからと言って椅子を詰めすぎると一人一人の居心地が悪くなってしまいます。
逆にこのダイニングテーブルは、前述したコミュニケーションを促進する空間である「ソシオペタル」を意識したもの。
決められた椅子の位置は、広すぎず狭すぎない距離感をとり、心地よい空間を演出できるのだと私は考えます。
椅子を引き出して見てみましょう。
シートに施されたグリーンのファブリックは、オーク材のナチュラルで美しい表情を引き立てていますね。
テーブルの曲線に合わせた背もたれは、背中のカーブに沿ってしっかり身体を支えてくれますよ。
日本人の身体に合うように計算しつくされた造りからは、“天童木工 / TENDO ”の技術力の高さが窺えますね。
シートは、丸っこい三角形をしています。
収納したときに椅子同士が干渉しないように設計されたものですが、これがなかなか良い座り心地を実現しています。
私は椅子に座るとき無意識に蟹股になるんですが、直線的なシートだと太ももの裏がシートに当たって脚がしびれてきたりするんです。
しかし、この三角形の形は太ももの裏のあたりが軽減されてリラックス出来ました!
さて、“天童木工 / TENDO ”のダイニングセットはいかがだったでしょうか?
デザイン性・機能性共に抜群のアイテムでしたよね!
シンプルな見た目に、コンパクトな設計は日本の住環境にピッタリ。
現在では廃番となったこちらのダイニングセット。
中古市場でも中々お目にかかれない、珍しいタイプのアイテムとなっております。
ダイニングの家具をお探しの方におススメのセットとなっております。
是非、ご検討くださいませ♪