TENDO
OFgroup1
本日は、日本のインテリア・家具デザインの黎明期を支え、「ジャパニーズ・モダンの父」とも称されるインテリアデザイナー・剣持勇が残した静寂を切り拓く白と銀の構造美" 天童木工 / TENDO "『 オフィスファニチャーシリーズ OFgroup1 ビンテージ デスク 』のご紹介♪
剛躯のモノグラム


1940年に山形県天童市にて創業した日本屈指の曲木家具メーカー" 天童木工 / TENDO "。柳宗理のバタフライスツールや剣持勇のカブトチェア等、日本のインテリア史に残る数々の名作を誕生させ、皇室や、政府機関、公共施設、帝国ホテルを始めとする一流ホテル等にも家具の納入実績を誇ります。


こちらは1970~80年代頃に同社で展開されたオフィスライン「OGグループ1」シリーズのデスクです。デザインを手掛けたのは、ジャパニーズ・モダンの先駆者であり、戦後日本のデザイン界を牽引した巨匠・剣持勇。彼は日本の伝統的な美意識と、近代的な機能主義を融合させ、世界に通じる独自の様式を確立しました。
それは雪深い山形の冬、仕事が限られていた農家の副業として始まった木工が、最先端の成形合板として進化し、そんな天童木工が得意とする地場産品に、山形のもう一つの宝をかけ合わせること。
足元を支える特徴的な美しい脚部は、山形県の武具製造で培った鋳物技術を活かしたアルミ鋳物。平安時代から山形の地で900年の歴史を紡いできた薄肉鋳造の粋です。


アルミ鋳物の無機質な質感と、一点の曇りもないメラミン天板。それらを極限の直線で繋ぎとめた砂型鋳造の構造体は、どの角度から眺めても死角のない、完璧な均衡を保っています。
背面まで美しく仕上げられたその姿は、壁際ではなく、空間の中央でこそ真価を発揮する「自立した建築」でもあります。
機能が美学へと昇華されたジャパニーズ・モダンの原点。デザイナー・剣持勇が、日本の伝統技術と近代的な合理性をひとつの「美学」として束ね上げ、混沌とした戦後の日本に「理知的な秩序」をもたらそうとした情熱の記録です。


砂型アルミ鋳物により天童木工の誇る成形合板の曲線をあえて捨てたその峻烈な造形は、無駄を削ぎ落とし、規律ある空間を築くための「銀の骨格」。
そして思考を妨げない真っ白な余白としての天板。その広がる白は、何ものにも染まらない「思考の聖域」。
計算し尽くされた金属の重厚さと、静止した雪原のような天板のコントラストが、仕事に向かう意識を研ぎ澄まします。

意匠を束ねる 銀の骨格
余白を書き出す 白い地平































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