Tendo
ANTLER Dining Table
ペリカンソファやスワンチェアなど、名作家具には動物をモチーフにして作られたものがいくつかあります。
中にはイームズエレファントのようにそのままの姿を模したアイテムもありますが、そういった愛嬌のある家具があると心が綻んで、お部屋で過ごす時間がより楽しくなりますよね。
本日は、一見普通のダイニングテーブル、しかし実はある動物の特徴が取り入れられたアイテムをご紹介いたします!
鹿のように悠々と
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今回入荷したのは、山形県天童市を拠点に成型合板を用いたインテリアを展開する天童木工より、アントラー/ANTLER ダイニングテーブル。
天童木工はジャパニーズミッドセンチュリーデザインを支えた柳宗理や剣持勇、乾三郎など、インテリアデザイナーの意匠をプライウッドによる自在なフォルムに落とし込み、数々の名作を生み出しています。
アントラーのデザインを手掛けたのは建築家・坂倉準三氏の研究所。ル・コルビュジェに師事したことでも知られる同氏は、日本のモダニズム建築を語る上でも外せない存在です。
アントラーとは直訳すると鹿の角という意味を持ちます。確かにチーク材の華やかな褐色や天板に差し込まれた多角形の独特なフォルムは角っぽさを感じますね。
脚部を釘やボルトを使わず天板に圧着させることでシームレスな表面を実現しており、ホワイトメラミン天板とのコントラストも美しく軽やか。
脚部の緩やかなカーブによって柔らかな空気感を纏いつつ、天板角に入ったブラックのラインが全体を引き締め、膨張せずさっぱりとした印象に仕上げています。
天板は横幅180×奥行90cm。4~6人で座るのに最適なゆったりサイズです。この悠々とした佇まいもどこか鹿っぽいような。
天板内部にはロールコアと呼ばれる筒状の厚紙を並べた芯材を使用しているためかなり軽量で、模様替えの際も簡単に移動できます。
汚れや熱、水に強いので食卓として使うのにもぴったりですが、ご自宅のデスクに味気無さを感じている方はワークテーブルとしてのご使用もおすすめです。
また現在学芸大学店には天童木工のチェアが数脚ございます!やっぱり同ブランドのチェアは収まりが良いですね。
プライウッドのチェアとの相性ももちろん良いですが、和洋問わず組み合わせられるダイニングテーブルなのでビタミンカラーのファブリックチェアと併せてミックススタイルなお部屋作りをしても面白いと思います。
幕板は無い仕様なので、比較的併せるチェアも選びやすく、好みや環境が変わっても生活に寄り添い続けてくれるダイニングテーブルです。
本日ご紹介したのは天童木工よりアントラー ダイニングテーブルでした。
一見動物っぽさを感じる見た目ではありませんが、名前を聞くとしっくりくる、自然に動物的なユニークさを取り入れたダイニングテーブルです。
天童木工らしい清涼感もふんだんに味わえるアイテムですので、同ブランドが気になっていた方も是非ご検討下さいませ。