大倉陶園 瑠璃片葉金蝕 23ピース ティーセット

1919年(大正8年)創業以来、食器という言葉より美術品と呼ばれる方が相応しいような数々の作品を生み出し、皇室を始め、日本国迎賓館や一流ホテル等に数々の作品を残している日本屈指の歴史あるブランドのひとつ『大倉陶園』。 その評価は世界的にも極めて高く、『セーブルのブルー、オークラのホワイト』と呼ばれるほど陶磁器の世界では名が通っております。 少しだけ説明を追加させていただきますと、陶磁器の世界ではブルー（瑠璃色）が最も表現することの難しい色の一つと言われ、『ブルー（瑠璃色）を持たないメーカーは一流のメーカーではない』とまで言われる程です。そしてその頂点とも呼ばれ、深みのある青藍色が芸術品の域まで達しているブランドがフランスのセーブルです。 それと並ぶほどの美しさ。そして白さ・硬さ・軟らかさを誇っており一度使えば虜になってしまう優雅さと魅力を持っているのが我ら日本が世界に誇るブランド『大倉陶園』という事になります。 本日はそんな大倉陶園の素敵なティーセットを珍しくお迎えすることができたのでご紹介させていただきます。

透き通るような白と、瑠璃の深く艶やかな色合い

>>この商品の詳細を確認する 1925年頃に誕生した最も古くから愛されてきたシリーズの一つ『瑠璃片葉金蝕 』。 オークラ屈指の透き通るような白磁に、王の色と称される『ロイヤルブルー』の深く艶やかな瑠璃が気品を添える作品となっております。 白生地の上にコバルト質顔料を均一につけ本焼成する瑠璃釉は白生地の釉面に綺麗に色が入り、美しい光沢を含んだ深い紺青に仕上がります。 縁の片葉模様は、浮き彫りにした模様に金を付けることで複雑に輝き、存在感のある美しい表情を見せる金蝕技法によるもの。一点一点職人が丁寧にサンドブラストし、浮き彫りにする事で美しい煌めきと深みを生み出しております。 その美しさはもはや芸術品と言っても過言ではございません。全体としての完成度の高さはもちろん、細かな配色やディティールに至るまで、ずっと見ていると吸い込まれてしまうかのような錯覚を覚えます。 贅の限りを尽くした品格あふれる煌めきは、さすが皇室御用達といったところでしょうか。 こんな素敵なティーセットでいただく紅茶の味は、きっと格別なものに違いございません。 自分へのご褒美、また大事な家族やゲストとの時間を楽しむ際に、是非使ってみてはいかがでしょうか。