匠工芸 AMEDEO Series

こんにちは、ニデです。 日本製、という言葉。これに対してポジティブなイメージを持つ方が殆どでしょう。 工業製品としてではなく、職人さん方がプライドを持って商品に対して向き合っている安心感。 ただ丁寧に作るというだけではなく素材をどうすれば良さを引き立てられるか、という細かな配慮が感じられます。 本日は職人さんのプライドが感じられるプロダクトの紹介です。

デザイナーのセンス、それを形にする職人の技術

>>この商品の詳細を確認する 本日は" 匠工芸 / TAKUMI "の「 アメディオ / AMEDEO 」シリーズからダイニングチェアとアームチェアの紹介です。 匠工芸は家具の産地、北海道旭川市で1979年に設立した老舗家具メーカー。 技能五輪の全国大会、国際大会で優秀な成績を収めた職人達が在籍しており、技術の高さはお墨付きです。 このAMEDEOシリーズのデザインを手掛けたのは、数々の国際家具デザインコンペで受賞した北海道出身のデザイナー、蛯名紀之。 匠工芸のみならず、コサインやカンディハウスなどの北海道の家具メーカーのデザインを多く手掛け、北海道以外でもカリモク家具の製品のデザインを手掛けたりしております。 同氏が手掛ける家具はフレームのデザインが特徴的でスタイリッシュなアイテムが多いです。 そんなAMEDEOも蛯名氏のデザインセンスが光るアイテム。 まず目を引くのは本体フレームと背もたれのスポークのカラーが異なる点。ダークブラウンの部分はウォールナットを、背もたれのスポークにはメイプル材を使用。 両方とも無垢材を使用しており、異なるの色合いや質感の物を組み合わすことで互いの木材の質感を際立て合います。 メイプルはウォールナットの落ち着いた上品さを、ウォールナットはメイプルの明るいナチュラルな雰囲気をより強調するのです。 そして蛯名氏の醍醐味でもあるフレームのデザイン。 正面から見た時には直線的でシャープな印象ですが、横から見ると曲線が多く設けられており柔らかな印象に。 個人的には座面と後脚の接合部に丸く削り出されている部分が好きです。ここの曲線部と直角が相まっている所が椅子のシャープな印象を強めてます。 蛯名氏の細やかなデザインセンスが非常によく出た部分に感じます。 座面はお尻と太ももがフィットしやすい様、丁寧に削り出されております。身体の接地面を増やすことで、体重が分散されて疲れにくいです。 また、アームチェアのアームの削り出しも非常に美しく、肘を乗せる所は広めに、先端は握り易い様に細めに削られてます。 ダークブラウンが基調のお部屋ですとメイプルの明るさがアクセントとなり、ナチュラルなカラーリングのお部屋だとウォールナットの色味がお部屋を引き締めてくれます。 合わせられるお部屋の選択肢が広く、それでかつ快適な座り心地、間違いない品質。 使う人目線で考え抜かれた素晴らしいプロダクトです。 デザイナーと職人、これのどちらかが欠けても形にする事は出来なかったチェア。 匠工芸でもAMEDEOは弊社でも初めての取り扱いのアイテムです。 中古市場でも中々見かけないアイテムですので、ぜひこの機会にお求めください。

匠工芸 TAKUMI アメディオ AMEDEO ダイニングチェア

匠工芸 TAKUMI アメディオ AMEDEO アームチェア