北海道民芸家具
HM267 Windsor Armchair
かの"柳宗理"の父である "柳宗悦" によって創始された「民芸家具」。
古くから日本各地に根付く伝統文化と、その暮らしぶりを色濃く反映した"もの作りの技術"の賜物と言える民芸家具は、今も昔も多くの人々に愛され、親しまれてきました。
本日は民芸家具を代表する「北海道民芸家具」によって製作された 上質なウィンザーチェアをご紹介致します。
端正な光沢を纏う一脚。
民芸家具の特徴は、なんと言っても一目見るだけで"民芸家具"と分かる唯一無二の佇まい。
日本の家具の中でも高級品として知られ、その重厚感溢れる素材感と、高度な職人技術による作りの良さが魅力です。
特に耐久性の高さにおいては国内でも屈指のものとして高く評価されており、ちょっとやそっとでは壊れない堅牢性は "一生物の家具" として相応しい品質。
永く使いたい家具や、ご来客用に使う家具をお探しの方には是非候補に入れて頂きたい逸品です。
"ウィンザーチェア" は、およそ西暦1700年頃にイギリスで生み出された木製の椅子。
木製のシートに スポークバックの背もたれやフレームを直に接合するという特有の構造を持つウィンザーチェアは、その後アメリカで大流行した事から世界中に普及しました。
多種多様なデザインで知られるウィンザーチェアですが、こちらは「ダブルボウバック」の呼び名で知られる一脚。
全体的に肉厚さを持たせた重厚なデザイン、キャプテンチェア的などっしりとした中にも、2張の弓を組み合わせたようなフォルムがなんとも優美で、他にはない存在感を放っています。
そんなダブルボウバックチェアを北海道民芸家具が製作するとどうなるのか。
この写真だけでも、民芸家具特有の素材感に、ダブルボウバックチェアならではのデザイン性が見事にマッチした、非常に重厚かつ高級感に富んだ一脚となっている事がお分かり頂けるかと思います。
特に北海道民芸が使用している"樺ザクラ"は樹齢150年とされる材が選定されており、硬く均等で緻密な木肌は周りの光を反射させるほど。
端正な光沢を纏うその姿は、職人拘りの業や、チェアの持つデザイン性を余す事なく伝え、民芸家具とダブルボウバックチェアが持つ魅力を何倍にも高めているようです。
同じタイミングで入荷したHM334WP ダイニングテーブルと。大きさは約 W56.5 × D57.5 × H95cm となっており、存在感を放ちながらも大き過ぎず、絶妙なサイズ感。
確りとしたアームを備えていますので、座り心地も安定感があり、何より座る人を特別な気持ちにさせてくれます。
このチェアに座りながらバーボンやスコッチを片手に、想いにふけってみるのも素敵な時間の過ごし方。
アンティーク雑貨との相性も良いので、拘りの空間作りにも如何でしょうか。
カフェやバー、ホテルのロビーの一角に置いてあるだけでも画になり "座ってみたい" と思わせてくれるこちらの一脚。
堅牢な作りは毎日の使用にも安心してお役立て頂ける上、大変存在感のある一脚となっておりますので、ご自宅用としては勿論、店舗用インテリアとしても、お使いの場所を数ランク上の空間に演出してくれる事でしょう。
とっておきの一脚をお探しの方は、是非この機会にご検討くださいませ。