Scandinavian Vintage
dining chair
こんばんは。用賀店のふくです。
昨日はお休みを頂いておりましたので東京駅にある博物館へ行ってきました。
家具やインテリアを専門とした博物館ではないのですがやはり古いものの展示は多数あり、改めて年月を重ねたことにより生まれる雰囲気って凄く素敵だなっと再認識してきました。
そんな良い1日を過ごしてきましたので、その熱が冷めないように今日はビンテージの椅子をご紹介させて頂きます。
是非、最後までご覧くださいませ。
愛情と思いやり
>>この商品の詳細を確認する
こちらは北欧のビンテージダイニングチェアです。
やっぱりチーク材の飴色の様な輝きは特別。
各所に施された曲線がすっきりとした表情を作り出し、素材の持ち味を前面に押し出している様にも見えます。
只デザイン性を追い求めただけではないのが北欧ビンテージ家具の魅力の1つ。
この椅子だとこの背もたれの形状が1番のポイント。
緩やかな曲線は着座の際に身体をしっかりと受け止め、包み込まれるような感覚を味あわせます。
これにより正しい姿勢をキープできますので座り疲れなんてことは無縁かと思われます。
また、座面にも居心地の良さを感じさせる曲線。
どちらかというと薄めのシートなのでクッション性に優れているとは言えませんが、その点はシートの形状でカバー。
中心から外側に向けてアールを付けることによって、太ももまでしっかりと寄り添ってくれるんです。
実際に腰を掛けてみないとわからないと思いますが、座った時の重心はやや後方。自然と背もたれにもたれかかるようなイメージです。
個人的には脚部の作りに目を惹かれます。
直線的にも見えますが、絶妙な角度でㇵの字に開いており、後方にかかる荷重をしっかりと受け止めてくれます。
これはこの椅子を製作する際に「寛いでもらう」という思いがなければ実現しないでしょう。
デザイナーや詳しいメーカーは不明ですが、日本のモノづくりの丁寧さに似た拘りと愛情を感じさせます。
経年により傷や打痕、染みなどのダメージは見られますが、そのマイナス要素までも魅力的に映してくれるのは単に古いからというわけではありません。
作り手が使い手を思いやり。使い手は愛情をもって大切に使い続けてくれたからこそ、現代まで魅力的であり続けるのだと思います。
今回、入荷に伴いオイルメンテナンスを実施しております。
今後も定期的にメンテナンス頂くことで、その味わいは増していきます。
ビンテージからアンティークへと大切に使い続けてくれる方は、是非この機会に迎えてあげて下さい。
Scandinavian Vintage dining chair A
Scandinavian Vintage dining chair B