Scandinavian Vintage
TeakWood Chest
嵌ると抜け出せないビンテージ家具の沼。
半世紀以上の歳月を超えて残っているビンテージ家具の風合いは、現行して販売している家具とはやはり一線を画すものがあり、店舗で毎日見ていても飽きることが無いなと思う今日この頃。
折角お部屋に迎え入れるのなら、飽きの来ない永く愛せる家具をお迎えしたい方が多いはず...!!
本日はそんな方にオススメ、北欧のビンテージチェストをご紹介いたします。
永く付き合いたいビンテージ
今回ご紹介させていただくのは、長い年月を経て深みが増したチーク材が美しい北欧ビンテージのチェスト。
シールや刻印などは無くメーカーの特定には至りませんでしたが、デザインからおそらくデンマーク製かと思われる一台。
丸みを帯びた削り出しが随所に施され、優しく温もりのある風合いをお楽しみ頂けます。
チェスト全体に使用されている「チーク材」は世界三大銘木の一つに選ばれており、北欧家具には欠かせない木材。
チーク材に含まれる豊富な油分は撥水性と耐虫性に優れ、強靭でしなやかな耐久性は長く使用する家具には最適。
経年により深みを増した飴色の“ゴールデンチークカラー”と呼ばれる美しい色合いや艶のある杢目が美しいは見飽きることが無く、多くの北欧デザイナーを虜にした木材としても知られています。
シンプルなデザインや細部まで丁寧に造り込まれた無駄のない機能的なつくりは、北欧ならではの雰囲気。
最小限の装飾や素材の良さを全面に出したデザイン、職人による繊細な手仕事、機能性・実用性など「用の美」を感じることができます。
削り出しによる丸みのあるユニークな把手や、抽斗を開ける際に鍵が把手代わりとなる仕様など、直線を基調とした実直なデザインの中に遊び心を感じさせます。
大容量の5杯の抽斗と最上段の2杯の小さな抽斗には鍵が付属。衣類などの収納はもちろん、貴重品を仕舞うことができます。
存在感のあるサイズ感に対して圧迫感があまり感じられないのは、テーパーのかかったスッキリとした立ち脚や丸く削られたエッジ部分、木材の優しい色合いによって柔和な雰囲気を纏っているからでしょうか。
余計な装飾を加えず、拘り抜いた素材の良さを引き立てる素朴な作りは、北欧家具は勿論、様々なインテリアテイストと馴染み易く、インテリアコーディネートに不安のある方でも安心してお使い頂くことが出来ます。
品のある佇まいと抜群の実用面を持ち合わせた、使う毎に北欧ビンテージの魅力を再確認させてくれる逸品。
ビンテージを超えてアンティークになるまで使い続けることができそうです。