Scandinabian Vintage
Writing bureau vanity
もし、家具がひとつ増えるだけで、毎日のちょっとした仕草や時間の過ごし方まで変わるとしたら、、、
この一台は、きっとそんな存在です。
ふとした瞬間に目がいって、なんとなく触れてしまう。
そんな“愛でる時間”が、気づけば日常の中に自然と入り込んでくるような、静かな魅力を持っています。
可愛らしさの中にある懐の深さ。それはまるで、どんなことも受け止めてくれる“ビッグママ”のよう。

今回ご紹介するのは、北欧ビンテージのライティングビューロー。
やわらかな赤みを帯びたチークの色味は、落ち着いているのに、どこか可愛らしさを感じる絶妙なバランスで、空間をほんのり優しく整えてくれます。
チーク材のあたたかみある風合いに、デスク・収納・ドレッサーの機能をひとつにまとめた、非常に実用性の高い一台です。

普段はすっきりとしたキャビネットとして空間に馴染みつつ、スライド天板を引き出せばライティングデスクに様変わり。

さらに天板を持ち上げることでミラーが現れ、ドレッサーとしても使えるという、無駄のない美しい構造が魅力です。

横から見た時のフォルムも、とても愛らしいんです。
前面は下に向かって少しずつ奥行きを減らしながら傾斜していて、脚元に向かってすぼまるシルエット。
丸みのある脚や、小さな引き出しに付いた円錐台型の取っ手と相まって、全体的に“コロン”としたやわらかい印象をつくっています。
そして、天板より上に立ち上がる両サイドの横板のカーブと、その間に収まる上部の収納部分。
このあたりの構成がどこかアップライトピアノのようで、見た瞬間に少し心が躍るような感覚があります。

細部に目を向けると、作り手の遊び心と丁寧さがしっかりと感じられます。
一見シンプルに見える引き出しも、実は前面の傾斜に合わせてわずかに角度がつけられていて、細部にまで丁寧な工夫が施されています。
大きな引き出しの取っ手は本体と同じ木でつくられていて、滑らかな手触りなのにしっかりと指がかかる、使い心地の良さもきちんと考えられています。

収納としての使い勝手もとても優秀です。
大きな引き出しは浅めながらも面積が広く、細かな物を整理しやすい設計。
日用品や趣味の道具、メイク用品まで、用途に応じて柔軟に使えるのが嬉しいところです。

そしてこの家具の魅力は、見た目から受ける印象と、実際に使った時の頼もしさのギャップにあります。
やわらかくどこか愛らしい佇まいからは想像できないほど、日々の中ではいろいろな役割を受け止めてくれる。
この懐の深さが、なんともいい感じ。
使う人の暮らしに合わせて、自然と寄り添ってくれているような感覚があって、ふとした時についそばに来て愛でたくなる。そんな存在です。

こういう家具と暮らしてると、不思議と自分自身の気持ちも少し変わる気がします。
なんとなく所作が丁寧になったり、日々の中に小さな楽しみを見つけられるようになったり、少しだけやさしい気持ちで過ごせるような、そんな気持ちにさせてくれます。
きっとこの家具は、ただ使うだけではなく、日常のルーティーンの中に“愛でる時間”をつくってくれる存在だと思います。朝の身支度のひとときも、夜の静かな時間も、ほんの少しだけ特別にしてくれる。
控えめで、それでいて確かな魅力を持った一台です。































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