三越家具
Brugge SideBoard

日本を代表する百貨店"三越百貨店"が1985年から手掛ける家具シリーズ"ブルージュ Brugge"。

ベルギー北西部にある中世の街並みを今に残す古都ブルージュから命名され、その名に恥じないクラシカルで堅牢なスタイルの家具で知られています。

本日はそんな同シリーズのサイドボードが入荷しましたのでご紹介いたします。

英国家具を思い続けた100年

ブルージュは三越百貨店が1904年に設立した家具加工部を源流にもち、現在もカントリーハウスとしてシリーズ名を変えながら続けられているロングセラーの一つです。

洋家具がまだ高級品だった明治時代に「日本の住環境にマッチしながら本場の英国家具さながらの家具が欲しい」という声に応えたことが設立につながった同シリーズは、100年に及ぶ洋家具製造に裏打ちされた確かな品質と取り入れやすいサイズ感で現在も高い人気を誇ります。

こちらはそんなブルージュの宮付きサイドボード、上部は小物をレイアウトできるオープンスペースとなっているほか、中段には見せる収納として使えるガラスキャビネット、下段には見せない収納としての抽斗2杯も備えお部屋のストレージとしてしっかりとお使いいただける造りです。

主材にはナラ材を用いており、豊かな杢目に加え重厚感ある木肌が美しいビンテージさながらの風合いを醸し出します。

また、使い込むことによってナラ材はさらに味わい深く色付くため、これから長く使っていくことで経年変化もお楽しみいただけます。

ガラス扉には格子状のカッティングがあしらわれているほか、細やかな装飾が施された把手やオープンスペースの挽き物装飾など英国の伝統的な意匠が散りばめられたスタイルで、素朴ながら繊細で上品なデザインに仕上げられています。

庫内には2枚の棚板を備えており、収納したいアイテムに応じてそれぞれを10段階の高さに調整することが可能。

さらに、棚板や背板にはケーブルを通す配線孔も備えているため、オーディオやAV機器はもちろんランプを置いてガラス越しに灯りを楽しむといった使い方もでき、実用性とインテリア性の双方に優れたものにしています。

永く使い続けられる確かな造りと三越の"ブルージュ Brugge"シリーズのサイドボード。

日本の住環境に合わせたサイズ感で暮らしに取り入れやすく、また配線孔などレイアウトの幅が広いのも嬉しいポイント。

伝統的な意匠を取り入れたシックなインテリア空間づくりにぴったりの一台、英国家具好きの方にもおすすめの逸品です