Vitra
Vegetal chair
外の自然や観葉植物、食生活での野菜など、身の回りでよく目にすることが多い緑、見ることで気持ちを落ち着かせ、穏やかにしてリラックスさせてくれる効果があると言います。
目の健康にも良いと医学的にも立証されており、視覚からだけではなく嗅覚も刺激し、緑をイメージするものからの匂いや香りは色と同じで安心感などが得られるそう。
本日はそんな癒し効果を得られそうな、グリーンの爽やかなチェアをご紹介いたします。
癒しを視覚から
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1950年創業、スイス・フランス・ドイツの三国国境に近い場所にある町ヴァイルアムラインで、ウィリー・フェルバウム&エリカ・フェルバウムの2人によって作られた”Vitra ヴィトラ社”。
当初は店舗計器メーカーとして始まったヴィトラ、フランス語でショーケースを意味する「Vitrine」が由来となっており、今では世界中のデザイナー達と協力し様々なインテリアプロダクトを生み出す世界的なリーディングカンパニーとして知られています。
今回ご紹介させていただくのは、同社から発売されている“ベジタル チェア Vegetal chair”。
デザインを手掛けたのは、同社から発表されている“アルギュ Algue”など、自然の造形物にインスピレーションを得た作品を多く手掛けるフランスのデザイナー“ロナン&エルワン・ブルレック Ronan & Erwan Bouroullec”兄弟。
「ヴィトラ Vitra」の他に「カッシーナ Cassina」や「アルテック Artek」など世界的家具メーカーからも作品を発表、家具や小物だけではなく、公共施設や建築のデザインも行っており、その活躍は多岐にわたっています。
立ち並ぶ森の木々の枝や葉っぱの葉脈、蔦が複雑に絡み合ったような、自然の強く優しい生命力をモチーフにしたインパクトのある造形のベジタルチェア。
完成まで4年の歳月を要し、何度も設計・試作品を繰り返して完成したといわれており、全体に広がるランダムに交差する複雑なラインは、空間を華やかに演出。
「Vegetal」はスペイン語で野菜を意味するそう、確かにキャベツやレタスのようにも見えます...。
身体を沿うように優美な曲線を描く背もたれと座面が一体となったシェルは、身体を優しく包み込むので座り心地の良さも抜群、シェルと一体になったアーム部分も自然と丁度いい位置に腕を置くことができ、ゆったりと寛ぐことが出来ます。
軽量で耐久性に優れ、色褪せもしづらく、水に濡れてもすぐ乾く、ポリアミド樹脂という素材を採用することによって屋外での使用も可能。
複雑なフォルムながら最大3脚までスタッキング可能な利便性も◎。普段はスタッキングしておき来客時や休日にパッと出すことが出来ます。
様々なカラー展開がされているようですが、こちらは人気のカクタスグリーンカラー。
目を引くような鮮やかな緑色はサボテンをイメージしているそう、今にも光合成しそうな本物さながらの生き生きとした風合いが魅力的。
ミッドセンチュリースタイルや北欧スタイルはもちろん、スペースエイジなインテリアとも相性がよさそう◎。敢えてモダンなお部屋に置いても良きアクセントになってくれると思います。
自然のような温かく柔らかい安心感と、爽やかさを与えてくれそうなベジタルチェアは、ダイニングチェアとしての普段使いはもちろん、ディスプレイ什器としてもオススメ。
癒しの緑を是非、お部屋に迎えてみてはいかがでしょうか?