Vitra
Panton Chair

「Verner Panton | ヴァーナー・パントン」によってデザインされた「Panton Chair | パントンチェア」。20世紀の名作椅子を語る上では欠かせない一脚です。

パントン自身の構想から、1967年に発表された実際の形に至るまでおよそ10年。素材の特性を最大限に発揮したデザインチェアとして、今も語りつがれている名作です。曲線美が醸し出す独特の雰囲気は唯一無二です。是非ご覧ください。

未来と過去の融合

ヴァーナー・パントンはデンマーク出身の家具・インテリアデザイナー。デンマークといえば温かみのある北欧家具が主流の国ですが、パントンの生み出す作品は一風変わったポップで家具の常識を覆すものでした。

こちらのパントンチェアも例外なく独創的で型破りなデザインです。そのなめらかな美しいラインはどこか近未来的な印象を与えます。この類を見ない高いデザイン性が多くの人を惹きつけました。

パントンチェア最大の魅力は、当時としては非常に画期的な「完全一体成型」による美しい流線フォルム。プラスチックによる一体成型の椅子はパントンチェアが世界初です。

継ぎ目のない一体成型ならではの適度なしなりは身体の負担を軽減してくれるため、長時間座っていても疲れません。

こちらのパントンチェアは、ポリプロピレンを素材に用い製造されています。環境に配慮した素材であるとともに、紫外線による退色を遅らせる特殊な加工が施されているため、屋外でも気軽にお使いいただけます。

近未来的なフォルムですが、意外にも木製家具との相性が良いのも大きな特徴。角の無い優しい質感は様々な空間に馴染んでくれます。

また、カラーバリエーションが多いのでお部屋に合うカラーを選べるのも嬉しいポイントです。

古いようで新しい。新しいようで古い。そんな不思議なデザインです。近未来的なアイテムが好きな私にとっては非常に惹かれる一脚です。20世紀の名作椅子をこの機会にお部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか？