Vitra
HAL Wood side chair
こんにちは。用賀店のふくです。
ここ最近ビンテージアイテムばかりご紹介させて頂いておりましたので、今日は少し気分を変えてモダンデザインの椅子をご紹介させて頂きます。
どんな空間にも馴染み、座り心地も良く、高いデザイン性を誇るアイテムとなります。
自宅やオフィスなど使いどころも選びませんので、是非最後までご覧くださいませ。
High quality
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こちらは1950年にスイスで創業した“Vitra/ヴィトラ”の『HAL Wood サイドチェア』です。
ダークカラーのポリプロピレンシェルにウッドの組み合わせ。
モダンとナチュラルを掛け合わせたようにも見えるデザインが非常にユニークな1脚です。
デザインを手掛けたのはジャスパー・モリソン氏。
型にはまることのない独創的な考え方をもったデザイナーとしても知られており、そんな同氏だからこそこの異素材の組み合わせは実現したのでしょうね。
また、彼は「スーパーノーマル」という独自のデザイン哲学を掲げ、シンプルでありながら美しく実用性にも優れた名作を数多く生み出しております。
日本とも親交が深く、有名なところだと無印良品やマルニ木工からも彼のプロダクトが販売されておりますので、目にしたことがある方も多いかと思います。
さて、このHALの特徴はデザインだけではとどまりません。
実際に触れて、腰をかける事でしかわからないかと思いますが、個人的な印象を言うのであれば安定感があり堅牢。
家具に詳しい方ならこのシェルが適度にしなり、身体を包み込んでくれるような座り心地を味あわせてくれるのはなんとなく想像できますね?
では安定感はどこから生まれるのでしょう。
その秘密はシートの裏側の接続パーツにあります。
ライトグレーのこのパーツの素材はアルミダイキャストにパウダーコート仕上げが施されたもの。
ウッドとポリプロピレンだけでは、軽量になり過ぎることと接続に不安があったのだと思われます。
ここに重量があるアルミを使うことで、椅子自体は安定し強度も確保。
パウダーコートは腐食から守ってくれますので、見た目から受ける軽やかな印象を良い意味で裏切ってくれます。
あとは何といってもオーク材を用いた脚部のナチュラルな表情が魅力的ですね。
ここが金属製だと合わせるテーブルは無機質なものになりがち。
このHALは木製のテーブルとも違和感なく合わせる事が出来てしまうのも嬉しいところ。
モダンなデザインの椅子って少しオフィス感が出てしまいますが、こちらであれば様々なシーンで活躍してくれそうですよね。
近年人気のHAYのような新しいブランドとも相性が良く、ネオモダンな空気を楽しませてくれる拘りの椅子のご紹介でした。
良好なコンディションで入荷となりましたので探されていた方はお早めに。