Vitra
Tip Ton Work Chair

1950年スイスで創業した家具メーカー「Vitra | ヴィトラ」。建築家やデザイナーと協力してデザイン性と機能性を融合させた家具を多く生み出しています。今回はそんなヴィトラから”Edward Barber | エドワード・バーバー”と”Jay Osgerby | ジェイ・オズガビー”によってデザインされた「Tip Ton | ティプトン」のご紹介です。

隠れた機能美

エドワード・バーバーとジェイ・オズガビーによって2011年にデザインされた「ティプ トン」。座面が先端（Tip）にむかって９度傾くことからティプトンと名付けらました。

バーバーとオズガビーのアプローチは、実験と革新、そして物質性と色に対する探求的な態度に重点を置いていることが特徴です。彼らの作品は世界中の美術館のパーマネントコレクションにも加えられており、近年では2012年ロンドンオリンピックのトーチのデザインを担当した事でも知られています。

ティプトンの最大の特徴は人間工学にも基づきデザインされた、体重移動に合わせて座面が前傾するチルトアクションと言われる機能です。ベース先端に付けられた9度の傾斜が骨盤と背骨を正常な位置に保ち、使用者の骨盤と背筋の血流を改善する効果があります。

また前傾で立ち座りしやすく着座した姿勢からもスムーズに立ち上がることができます。大人から子供まで座る人を選ばないのもこのチェアの特徴です。

ティプトンはスタッキングが最大4脚まで可能。来客があった時や作業の時だけに使うチェアとして、収納や移動が便利なのも魅力的です。カラーバリエーションも豊富で、ご家庭だけでなくカフェなどの飲食店や公共スペースまで幅広いシーンでお使いいただけます。

また、ティプトンは環境に配慮した100％リサイクルが可能なポリプロピレンで作られています。軽量で持ち運びもらくらく。お手入れがしやすいのも嬉しいポイントです。