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“少ないことはより豊かなこと”
近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエが提唱したこの言葉はモダンデザインの基礎となり多くの名作を生みました。
本日ご紹介させて頂くのもまた、無駄の無い完全体に近いシンプルな椅子。
限りなくミニマムで驚異的な快適性を持つ一脚、ゼロスリーのご紹介です。
新しい心地
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滑らかな美しいフォルム。
手触りの良い優しい素材感。
ポップながらどこか上品な印象のこの一脚はスイスの老舗家具メーカー、ヴィトラが生産を手掛ける名チェアです。
デザイナーはマールテン・ヴァン・セーヴェレン。
オランダのアントワープ生まれ、ゲントのアートスクールで建築を学んだ同氏は1980年代半ばに家具の製作を開始。
1996年よりヴィトラとの協働を始め、数多くの名デザインを残しました。
ゼロスリーの特徴は見た目からは想像も出来ない弾力性のあるシェル。
一体型のポリウレタンフォームで作られており、座る人のかたちに柔軟にしなります。
背にはバネが埋め込まておりシェルの弾力性を調整。
体重を預けた際の跳ね返りも心地良く、長時間の着座にも疲れを感じさせません。
同チェアはスタッキングが可能。
ミニマムなフォルムそのままにスペースを確保できます。
ダイニングシーンは勿論、オフィスや公共スペースでも愛される理由は随所に隠されています。
シェルの細かな凹凸が生む素材感も特徴的。
着座時の滑りを抑え確りと安定感ある座り心地を引き出します。
マットな質感のスチールレッグも非常に良い雰囲気です。
座った瞬間にわからせるまさに新感覚な心地。
控えめともいえるシンプルなデザインに与えられた最大の心地に多くの人が驚かされました。
程よいバランスで完成された美しいかたち。
是非触れて頂きたい一脚です。