Vitra
Standard Chair
1950年にスイスで創業した家具メーカー「ヴィトラ vitra」。世界的なデザイナーの創造性と自社の高い開発力によって数々の名作を生み出し、ホームやオフィス、公共空間の質を高める家具やプロダクトを展開しています。その優れたデザイン性と品質は、国内外で高く評価されています。
本日は、同社より約90年を経た現在でも世界中で愛され続ける名作の椅子「スタンダードチェア Standard Chair」をご紹介します!
構造が語る、デザインの本質



デザインを手掛けたのは、『ジャン・プルーヴェ Jean Prouve』。
フランスの建築家・デザイナーであり、金属工芸家としての技術を活かした革新的な家具を数多く生み出しました。
同氏のデザインは、装飾を目的とするのではなく、「構造そのものが美しい」という思想に基づいています。建築と同じように、家具も強度や荷重を科学的に分析し、必要な形を導き出すという考え方は、現在のプロダクトデザインにも大きな影響を与えています。
今回のプロダクトは、まさにその思想を最も象徴する代表作の1つです。


素材には、オーク材×ブラックスチールフレームを使用。
座面と背もたれはオーク材。
オークは硬く耐久性に優れ、美しい木目と豊かな表情が魅力です。使い込むほどに色味や艶が深まり、経年変化を楽しめます。

フレームには丈夫なスチールを使用し、ブラックの落ち着いたカラーが木部とのコントラストを生み出し、空間を引き締めます。
天然木ならではの温かみと、無機質なスチールの組み合わせは、モダン、北欧、インダストリアルなど、さまざまなインテリアと調和します。



今回の最大の特徴といえば、その独創的な構造にあります。
人が座った際、最も大きな負荷がかかるのは後脚です。同氏はこの点に着目し、後脚には厚みのあるプレススチールを使用。
一方で負荷の少ない前脚は細いスチールパイプとすることで、必要な強度を確保しながら軽快な印象を実現しました。
見た目の個性は装飾ではなく、機能を追求した結果として生まれたデザイン。
また、背もたれは身体を自然に支えるよう緩やかなカーブを描き、長時間でも快適に座れる設計となっています。
堅牢な構造により耐久性にも優れ、住宅はもちろん、カフェやレストラン、オフィスなど幅広いシーンで活躍します。


デザインの美しさだけでなく、日々使う家具としての実用性を兼ね備えているからこそ、世代を超えて受け継がれ、世界中で愛され続けている椅子。

これから何年、何十年と暮らしに寄り添い、その時間とともに味わいを深めていく。「Standard Chair」は、そんな豊かな時間をともに刻んでくれる、まさに「一生もの」と呼ぶにふさわしい1脚です。
ぜひ、この機会にお家に名作を迎えてみてはいかがでしょうか。































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