vitra
Click Folding table
折り畳みのテーブルって便利ですよね。
私はダイニングテーブルがあるのに、ついついテレビの前に小型の折り畳みテーブルを引っ張り出してきて晩御飯を食べています。
そんな折り畳みテーブル。大変便利ではあるもののデザインはやや寂しいモノが多く、使う場面が少ないという事もあってか、デスクやダイニングテーブルのタイプは稀です。
が、ついに入荷しました・・・!
イカした折り畳みテーブルが・・・!
これが折り畳み出来るなんて・・・!
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スイスの家具メーカーVitra(ヴィトラ)社より販売されているフォールディングテーブル"Click(クリック)"。
こちらはVitra社がイタリアのデザイナー"AlbertoMeda(アルベルト・メダ)"と共同でデザインを手掛けたアイテムです。
天板はホワイトメラミントップ。
アルミダイキャストの美しい脚部との組み合わせは、Vitraらしいシンプル且つエレガンスな雰囲気を感じさせます。
こうしてみると折り畳みのテーブルに全く見えませんよね?
気になる天板裏にはこのような機構が備わっております。
『さぁ押してくれ』と言わんばかりの真っ赤なボタン・・・こういうの大好きです。
"click(クリック)"の名前もこのボタンに由来するのかと想像しながら意味もなく2、3回ポチポチさせて頂きました。
カチっという音と共にハの字を脚の支えがスライドし瞬く間にぺったんこに。
ボタンを押すときは多少力が必要ですが、その後の動きは大変スムーズです。
この動きの良さと各パーツの遊びの少なさで、どれだけ良質なモノかがはっきりと手に伝わってきます。
ハの時の脚と大きな円形の脚先は全体の重さを均等に分散し付け根が中央付近にあるにも関わらず、非常に安定感があり強度的にも申し分無し。
アルベルト・メダはミラノ工科大学で機械工学を学んで以降、カルテルやカッシーナ等名だたるブランドでプロダクトデザインを手掛けた他、アルファロメオでもデザイン部長を務める等様々な分野で活躍した名デザイナー。
こちらのクリックテーブルも機械工学の知識を持つアルベルトメダだからこそデザインできたモノではないでしょうか。
オフィス用の家具として製造されたアイテムではありますが、デザインが良いのでご家庭での使用にもおススメ出来る一台。
カッシーナやカルテル等無機質で高級感のある家具類との相性はとても良さそうですし、Vitraのホームページにあるように、パントンチェアと合わせても素敵です。
折り畳みテーブルとしては高価でありますが、使って頂ければ必ず納得出来るであろう一台でした。