Vitra Allstar
by Konstantin Grcic
シンプルで飾り気のない機能重視のデザインが一般的なオフィス家具。そんな誰もがイメージする固定概念を覆したチェアがあります。
オフィスではもちろん、キャッチーなデザインがホームユースにも取り入れやすいALL STAR(オールスター)のデスクチェアです。
型にはまらない
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スイスのヴィトラ社より2014年に誕生したオールスターシリーズ。
フロスのメイデイ、マジスのチェアワンなど、日常をベースに革新的なプロダクトを創造しつづけるドイツ出身の工業デザイナー、Konstantin Grcic(コンスタンチン・グルチッチ)がデザインを手掛けました。
氏の活躍は、家具に照明、建築、ファッションなどと多岐に渡り、国際的なデザイン賞を受賞していたり、ニューヨークのMoMAやパリのポンピドゥセンターなどの美術館に所蔵されていたりと国際的な評価を受けています。
背もたれやアームの丸みを帯びたフォルム、鮮やかなカラーリングが目を惹き、従来のオフィスチェアを一新する現代的なデザイン。
ところが見た目一辺倒ではなく、背もたれの高さ調節、リクライニング機能、ガス圧による座面高さ調節、座面の奥行調節などなど、その愛くるしい見た目からは想像できない程デスクチェアとしての機能が盛り込まれています。
プラスチックの一種であるポリアミドを使用した、流れるようなループ状のフレームがポイント。
アームレストかつバックレストの支えになっているだけでなく、リクライニングした際にシートとバックレストの角度が自動調節されるよう、シート下部にあるメカニカルユニットを繋ぐ役割も担っています。
一般的なデスクチェアの中には、体重を掛けながら操作しなくてはならず、特に女性はやりづらいと感じることも多いでしょう。それに比べてオールスターは、力を掛けずとも全ての操作が簡単に行えるので、使いやすさの面でも非常に好感を持てます。
また、ブラックのベースとシートクッションに対して、アームレストとバックレストは多彩な組み合わせのバリエーションを揃えており、自分好みのカラーリングを選ぶことができます。
こちらは現行のラインナップにはない廃番カラーのブルー×アクアマリンの組み合わせで、 爽やかな色合いが空間の主役としてアクセントにもなってくれそうです。
コンスタンチン・グルチッチはオールスターを開発するにあたって、オフィスチェアにある固定観念に縛られることなく、心地良く親しみやすいデザインのチェアを目指しました。
お家で仕事をするのなら、自分にとってベストな空間を作りたいもの。"働く為の家具"として実用面は欠かせないポイントかと思いますが、インテリア好きにとっては見た目の好みも妥協できません。
「ありきたりなワークスペースはつまらない」という方に、是非オススメしたい一脚です。