ヴィトラ vitra
アムーベ Amoebe
パッと目を引く奇抜なデザイン。
スタンリー・キューブリックの映画、"時計仕掛けのオレンジ"を連想してしまいます。
今回は、ミッドセンチュリーを代表する名作のひとつ、"ヴィトラ vitra"の"アムーベ Amoebe" ラウンジチェアをご紹介いたします。
いつもの日々に非日常的な空間を
"ヴィトラ vitra"は、1950年にスイスで創業した家具メーカー。
様々な有名デザイナーと協業して生み出されたプロダクトは、ホーム・オフィス・公共施設など多くの場所で活躍しています。
またヴィトラは、デザインを通して日々の暮らしを豊かにするという目標を掲げています。家具の製造だけにとどまらず、製品開発やインテリアコンセプト、建築やコミュニケーションに至るまで活動の幅は多岐に渡ます。世界中で愛されている理由はそんなブランドの姿勢にもあるのではないでしょうか。
今回ご紹介するこちらのチェアは、ヴェルナー・パントンがデザインを手掛けた"アムーベ Amoebe"。彼は、1926年にデンマークで生まれた建築家兼デザイナーです。代表作のひとつであるこのアムーベのように、彼の生み出したプロダクトはモダンなデザインと美しい曲線が特徴です。
また、アムーベは1970年に開催されたヴィジョナ展のためにデザインされたもの。このインスタレーションは、1970年代初めの豊かなイマジネーションと感性を表現していたそうです。
リラックスした状態をつくるために計算し尽された座面と背もたれの角度。
家具でありながら、アート作品のよう。このチェアは、ぜひ空間の主役として招き入れてほしいです。
デザイン性の高さは一目瞭然ですが、それに加えてチェアとしての実用性にも優れています。クッション性が高く、やさしく包み込むような座り心地。
また、座面は幅、奥行きも十分にあるのでゆったりと寛いでいただけます。
一度座ったら、ここで何時間も過ごしてしまいそうですね。
誕生から約50年。今なお高い評価と人気を誇るアムーベの魅力は、使用してみればより伝わるはずです。
現実から離れて、ちょっと一息つくとき。
このチェアに座れば、あなただけののんびりとした時間を過ごせます。いつものリラックスタイムをより贅沢なものにしてみてください。