Vitra Design Museum
Miniatures Collection Eames Elephant
子供のころ集めていた玩具や人形。
周りから子供っぽいと揶揄され、一度は距離を取るものの、
大人になると再び魅了され、ついつい集めたくなってしまう。
自分だけでなく、このような経験を辿った方は多いはず...!
集める楽しさが再燃している大人の方たち。
本日のブログは、どちらかというとお子様ではなく、
そんな2周目の方々に向けてご紹介していきたいと思います。
あの楽しみをもう一度
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パントンチェアやDCW、最近ではベジタルチェアやトーネットチェアなど、
imptionで幾つか取り扱った事のある、ヴィトラデザインミュージアムのミニチュアコレクション。
様々な家具をモチーフにしていますが、今回入荷したのは可愛らしいぞうさん。
「 Eames Elephant / イームズエレファント 」 のオブジェです。
掌にポンッと乗るほどのサイズ感。
ついつい撫でたくなる愛おしさが魅力となっております。
ヴィトラデザインミュージアムが所蔵する、あの名作家具たちをミニチュア化!
お気に入りのデザインを卓上で眺められる...! 家具好きには堪らないシリーズです。
各パーツの寸法を、1/6サイズで精密に再現しただけでなく、
使われている素材まで同じ物を厳選する拘り。これはマニア心をくすぐりますね。
もちろん知らなくても大丈夫なのですが、元となったオリジナルの事を、
ちょこっとだけでも知って頂く事で、よりお楽しみ頂けるはず...!
なので少しだけ、触れていきます。
現在はプライウッド製と、ポリプロピレン製が展開されているイームズエレファント。
こちらのミニチュアは、プライウッド製のオブジェとなります。
プライウッドの3次元成型の研究を行っていたチャールズ・イームズ。
1945年にエレファントを発表するも、試作のみに留まります。
やはり当時の技術ではその滑らかな曲線を表現する事は難しく、
製品化されるまでに、およそ67年もの時間を要しました。
そんな歴史が、この小さなぞうさんからも感じられます。
触れてみると良く分かるのですが、薄いプライウッドを緩やかにカーブさせており、
動物特有の流動的なフォルムを見事に造り上げています。職人の手作業ならではの仕上がり。
これだけの曲線美を6倍のサイズで造る。どれだけ至難の業なのでしょうか。。。
ちなみに指にフィットする耳のくぼみが、個人的にはお気に入りです。
前述の通り、ミニチュアはご紹介したエレファント以外もvitra社から販売されています。
カラーや素材のバリエーションを含めると果てしない数になりそうですが、
純粋にモチーフにされたプロダクトの数を数えると、現在発表されているのは65種類!
チェアを65脚揃えるのは色んな面で厳しいですが、これなら...!?
小さいからこそ、愛情の密度が高まるミニチュアたち。
夢中で並べていると、玩具でワクワクしていた少年時代が蘇ります。
例え集めすぎたとしても。
ごちゃごちゃ集まっている様が、また可愛らしいんです。
歴史の変遷を感じさせながらも、まるで家族の様な愛着が湧く一頭。
ぜひぜひ、おうちのインテリアの仲間に加えてあげてください。