Wuba Warmink
Mantel Shelf Clock
誰もが一度は憧れたことのあるであろう逸品 "機械式時計"。
昔ながらにして現代も腕時計等で人気を博すアイテムですが、今回はオランダの名門"ワルミンク Wuba Warmink"による銘品をご紹介致します。
ロマン溢れる鐘の音。

1929年に設立されてからオランダで一世を風靡する存在となった時計メーカー、ワルミンク。
現在は閉業していますが、オランダ中の家庭には必ずワルミンク製の時計があったと言っても差し支えないほどに有名な存在で、ビンテージ市場でも大変人気のあるブランドです。

「マントルクロック」とは、壁付暖炉のフレーム棚上に置かれる小型の置時計のことを指し、こういった様式の時計は1750年代のフランスで登場したといわれています。
私達の知るところではタイタニック号の一等船室に同じような内装を見る事ができるので、写真や映画等で見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。


こちらはクラシカルデザインを残しながらも絶妙にレトロな雰囲気が漂う、通好みにもお勧めできる逸品となっております。
調べたところワルミンク社の中でも当時最高級品に値する個体だそうで、堂々たる風格を感じる佇まいです。




全体のフォルム、使われている木材の質や、文字盤装飾の優美なデザインからも、そのグレードの高さが伺えます。


しかしなんといっても特筆すべき点は、その充実した機能美。
一度巻けば8日間動作するぜんまいを備え、文字盤上部には月齢を確認できるムーンフェイズ盤を搭載。こちらは29.5日で一周するので満月や新月の把握に便利です。


更に15分毎に時打ちを行うチャイムを搭載し、その全てがぜんまいと歯車の匠な組み合わせによって動作します。
電気を一切使っていないのに、なんてハイテクなのでしょうか・・!


実際にチャイムを鳴らせてみたのですが、アナログである事である事が信じられない程に綺麗で美しい音色にびっくりしてしまいました。
丁度日本の学校のチャイムと同じメロディで「キーンコーンカーンコーン」と響き始めるのですが、次の15分後には別のメロディが鳴ったので時間毎に区別されているようです。
繰り返してしまいますが、音色が非常に洗練されており、完成度が高いサウンドです。
あまりにも音色が綺麗なので本体を触って確認したのですが、しっかりと本体全体が響いていて、時計全体で音色が奏でられていました。


バックパネルを開けると、上部には時計の心臓部である"テンプ"がゆらゆらカチカチと時を刻んでいます。
真鍮パーツで構成されており、ずっと眺めていたくなるような美しさです。
チャイム機構は一番下の部分にあり、丁度ピアノのようにハンマーが金棒を叩く事で音色が奏でられています。

このハンマーの動作が秀逸で、むやみにカーンと叩くのではなく、繊細にコントロールされながら優しく叩いているのですよね。とっても素晴らしい動作です。
テンプの"カチカチ・・"という音だけでも本当に素敵で、これを聞いているだけでゆったりとした時間を過ごせそうな気持ちになります。

チャイムの音量は程よい小ささなので耳障りになるようなものではなく、文字盤の右奥にあるスイッチでオンオフもできますので必要な時に素敵な音色をお楽しみいただけます。
大きさも片手で持ち上げられる程度の大きさで、玄関やリビング、書斎や寝室にも気軽に置いていただけるサイズ感です。
こんな置き時計が家にあったらどんなに楽しい毎日になることでしょうか。

今日の月齢や、刻々と進む時間を感じながら過ごすひと時。
時々ぜんまいを回したり、日差を調整するひと手間も愛おしくなる逸品です。
是非この機会に、レトロで可愛いぜんまい式時計をお迎えくださいませ。











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