Rorstrand
Skäggdopping Figurine
みなさんノーベル賞を受賞されたことはありますか?僕は残念ながらまだないのですが、授賞式後は晩餐会が催されるそうです。きっと大変豪華なパーティなのでしょうね。
そんな大切なパーティですから、使用される食器類ももちろんトップクラス。スウェーデン王室御用達ブランドである"ロールストランド Rorstrand"が、華やかな祝祭を彩るピースとして選ばれています。
そんなスウェーデンを代表する名窯ロールストランドより、珍しいお品物が入荷しております。
かわいい×名人芸
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ロールストランドの花形デザイナーとして、いくつもの名作陶器を生み出してきた"グンナー・ニールンド Gunnar Nylund"。国内の活動のみならず、パリの世界博覧会でのコレクション展示などを行い大成功を収めています。
1950年代ごろに世界的なスウェーデン陶器ブームが巻き起こりましたが、その一因としてニールンド作品の人気によるところも大きいでしょう。
ニールンドの作風としてよく語られるのが釉薬の表現。
ひとつひとつ異なる表情を作り出す不規則な斑模様、釉薬の流れは無機質と有機質が混ざり合うようなミステリアスさを秘めています。
今回ご紹介するのはちょっと変わり種のフィギュリンになります。
この鳥の名前は"カイツブリ"というのですが、正直耳馴染みがありませんね。鳥愛好家にはポピュラーな存在なのでしょうか?
というわけでカイツブリの生態を調べてみたところ、意外にも日本国内で目にすることもできるようです。不忍池でも見られるようなので、アメ横冷やかしついでに見に行ってみようかな。
夏季のみ見られるアンテナのように伸びた冠羽と、頬から後頭に至る飾り羽があることから"カンムリカイツブリ"という種類になります。とてもシュッとしていて格好いいのですが、つぶらな瞳のギャップが魅力。顔周りの凹凸の表現力には目を見張るものがあります。
動物のおしりって可愛いですよね。カイツブリ君もなかなかプリッとした美尻の持ち主。
たっぷりとした羽毛、ピョコっと飛び出た短い尾っぽもチャームポイントです。
スウェーデンでも馴染み深い、熊やイルカなどの動物をモチーフにした一連の作品群。とりわけここまで大きなサイズは、国内中古市場で目にすることは稀な逸品です。
こちらの個体は、あの銀座和光で販売されていたプレミアムなものとなり、北欧らしいチークの台座までセットになった、大変雰囲気のあるお品物となります。
歴史と権威ある名窯ロールストランドの、希少なアートピースをお部屋に迎えてみませんか?